2013年8月31日 代表
今回のバンクーバーへの旅行は
去年から行こうと計画的に準備をしてきました。
1つは、特に前にも触れたかも知れませんが、
旅行会社(日本旅行)のお世話にならずに
旅行をしてみたいという目的でした。
今までは、前職の時から
お世話になり過ぎていた嫌いがあったので、
ネットで全てを完結しようと考えて
それを初めて実験した旅となりました!
もう1つは、大学3年生の春休み(今から44年前)に
全国青い実の会(当時の泉屋クッキーの社長がスポンサー)主催の台湾旅行で
仲間8名を引率することになりました。
中国語を話せるのが私1人だったということからです。
これが、人生で初めての海外旅行でした。
当時は、中国(中華人民共和国)とは
国交が回復していない時代でしたし、
今のように航空機を利用するという裕福な時代ではなかったので、
貧乏学生には出来ない相談でした。
そこで、私たち9名は東京の晴海埠頭から
琉球海運の「波の上丸」という船で那覇港まで
丸丸24時間をかけて行き、
那覇空港から台北飛行場までが航空機利用になりました。
当時は松山(song shang)飛行場に降り立ちました。
そして、台北・日月潭・台中・高雄などを
昔は観光号という特急列車を乗り継いだ旅でした。
他にも書き始めると様々なエピソード
が次から次へと出てきますので、
この辺で後は割愛させていただきます。
ところで、今回はエバー航空機を利用することで、
台北桃園飛行場で12時間もの待ち合わせがあるということから
せめてその時間帯だけでも
台北を散策してみるのも面白いだろうという好奇心から
一時入国をしたというわけです。
やろうと思ったことは、思い出の台北駅を見ながらカフェタイムを取ること、
台湾で一番高いと言われる「タイペイ101」に登って食事することの2つでした!
着いたのは午後1時ぐいでしたので、
夕方になるまで「台北車站(台北駅)」前の新光三越12Fで
台北駅を見下ろしながらCAFE TIMEを取ったのです。
そうそう今回は、タイペイ空港から
國光巴士(國光バス)で台北駅まで来たのですが
スカイトレインを計算に入れるのを忘れていました。
国内にいるときタイペイ旅行の計画を
立てていなかったからです。
福岡空港で待ち合わせている時間帯で
ネットで調べて計画を立てました。
ですから、行き当たりばったりの珍道中でした。
このバスが着いたところが台北駅です。
しかし、台北駅は広すぎて
後で帰るときに國光巴士のバス停を
探すのに大変でした!
このことが後で、
とても大変な思いをするとは
思ってもみませんでした。
兎に角、台北駅前は
台湾人だけでなく諸外国の旅行者などで
大変な賑わいでした!
この喧噪をくぐり抜けて
到着したのが前述の「新光三越」12Fにある
カフェレストランです。
ここの窓際からは、
台北車站が見下ろせましたし、
松山空港に着陸態勢に入る航空機も見ることが出来ましたので、
時間を潰すには格好の場所でした!
16:30(日本との時差1時間)でも
外気温は33℃でしたが、
湿気がないのでべとべとしませんし、
汗もかきませんでした。
それから、歩きに歩いて(当初勘違いをしていて遠回り)
19:25にお目当てのタイペイ101の最上階
86階の展望レストランにたどり着きました。
食事は、最上階のレストランで
しかも正式な中国料理ということで「フルコース」だけでした。
44年前には「円山大飯店」で
台湾の大企業の社長さんにご馳走になりました。
しかし、今回は自腹なのでどうなるかと心配しましたが
示された料金は日本円でも5千円ぐらいだったので
中国語と英語を交えながら
何品は選択肢があって選んでから
前菜から始まりました。
ただ、乗り継ぎの航空機のフライトが気になっていたのか、
珍しくアルコール類は頼みませんでした。
最初スープから!
次々と出てきます。
ウーロン茶で食事だけを楽しむというのは
苦しいものがありました。
これが、メインディッシュでしょう!
ラムのスペアリブでしょうか?
まだまだ出てきますよー!
これは、デザートです!
大変満足した「台北101」でのディナーでした!
さて、帰りは歩きは
流石に時間が計算できないので
地下鉄にしました。
しかし、台北駅に着いてから
國光巴士(國光バス)の台北桃園飛行場行きを
探すのが大変でした。
でも、途中で尋ねた台湾の2人の学生が
とても親切でした。
彼らは普段利用することがないので
道に迷いながらも何回も
根気強く探し回ってくれたお陰で
元着いた場所にたどり着くことが出来ました。
最後、握手しただけで分かれましたが
とても好感が持てた今回の台湾滞在でした!
44年前も今も全然変わらない
「台湾の人情」に再度触れた瞬間で
目頭が熱くなりました。
新しい町の喧噪なのに
44年前と変わらない人情に触れたので
また今度ゆっくり滞在してみたいと
強く思った次第です!
VIVA TAIWAN!