私は、50歳の声を聞いてから
呼吸系疾患の持病と肥満の解消目的から
日課にウォーキングを取り入れました。
体力が付き、軽量化に成功すると
次第に目標がエスカレートしていき、
58歳の年には、ついに佐世保島原105kmで開催されていた
「ウォークラリー」に初出場を果たしました。
しかし、この年はまたメタボがぶり返していて
78kgになっていました。
諫早多良見ロータリークラブに入会して3年目で
溶け込むのに連日飲み会に参加していたからでした。
翌年には、63kgまでに減量して
上位に食い込んだことがきっかけになり
このウォークラリーに病みつきになったという訳です!
58歳時の第1回出場が第73位、17時間17分が、
翌年の2回目出場が第22位、15時間22分に短縮できたのですから
変な自信が付き、のめり込むことになりました。
60歳で3回目出場を果たした年の2012年12月に買った
『正しく歩いて東京マラソン完走』がその後の人生も
左右することになりました。
この本を買った理由は、ただ一つで
「正しく歩いて」という言葉に惹かれた訳です。
当時の素人考えでは、歩くのに「正しい?」「正しくない?」、
そんなのあるの?という素朴な疑問が出発点でした。
著者はバルセロナオリンピック50km競歩代表選手だった園原健弘氏で、
そんなアスリートの方がど素人の私を指導してもらえるとは思いもしませんでしたが、
ダメ元でメールを送ってみたら「即レス」で、
「良いですよ〜!上京される時を教えてください。
但し、個人レッスンは1時間1万円です!」と言われて
2009年6月28日に東京丸の内公園で
マンツーマンで指導して頂いたことから園原健弘氏とのお付き合いが
スタートして今日に至っております。
それから、その年にはホノルルマラソンへの初デビューを果たしたり、
翌年には「日越友好ダナンハーフマラソン」に全国8人の仲間と出場して
ベトナム在住の中村雅身さんとの知己も得ました。
ホノルルマラソンは、その後「チームSONO」の一員に加えて貰い、
都合4回出場して4回完走しています。
今年でウォークラリーも節目の10回目となりますが、
他にも園原さんと同じ年に20km競歩代表選手だった柳沢哲さんの
『競歩式最強ウォーキング』という本も参考にしています。
また、この柳沢さんの理論の裏付けになっているのが
東大の小林寛道先生だということで、
最近は「コアストレッチウォーキング」理論も参考にしています。
因みに、この本を読み直すキッカケになったのは、
佐世保島原105kmウォークラリーの常勝者
千代田泰さんの言葉がヒントになりました。
「走り」や「競歩」を取り入れたら
「歩き」より速いのは当たり前ですが、
私が魅せられているのは、普通の「歩き方」をして
如何に人よりも早くゴールできるかということを追求しているものです!
まだまだ、この魅力は捨て切れません!
何時まで続くでしょうか?