2016年3月5日 代表
佐世保市潜木の「菌ちゃんファーム」は、
吉田俊道さんが開設されたNPO法人「大地といのちの会」が運営されて拠点になっているところです。
今回は、そのNPO法人の仲間に入っておられる
則久郁代さんが主宰者になって開かれた勉強会で
「腸内環境と腸内細菌&発酵の世界を学ぼう」会と名付けられていました。
とても興味がある「テーマ」でしたので参加させてもらいました。
講師は、別府大学食物栄養学科の木村靖浩先生で
大塚製薬を経て別府大学で教鞭を執られている研究者タイプの先生でした。
講演は予め用意されていたレジュメと木村先生持参のパソコンに入れられていた
パワーポイントの資料に基づいて進められました。
参加者は、18名ぐらいでしたが、
吉田さんの自宅の居間を講演室にして
とても熱心な聴講態度でした。
講演室が暗かったのが少し気になりましたが、
参加者の大半は何度も経験されているのか余り気にする風でもありませんでした。
講演内容は、学術的で専門用語も多く
かなり難解なものでした。
しかし、私以外の参加者は日頃聞きなれていらっしゃるのか
余り抵抗感はなさそうでした。
私としては、「腸内環境」をどうやって整えていけば健康にプラスになるとか、
「腸内細菌」の悪玉菌や日和見菌をできるだけ抑制しながら
「善玉菌」のどうしたら増やせるかなどについて学びたいと思っていました。
また、スポーツや食生活習慣に絡めた話も聞きたいと思っていましたが、
先生の話の大半は口から入れたものが糞便に至るまでの過程についての
学術的考察が主になっていたように感じました。
そして、休憩時間になって初めて
NPO法人理事長の吉田俊道先生と久々ぶりに個人的なお話ができました。
どうも私は真面目なタイプではないようです。
この休憩時間に吉田先生に講演の後に懇親会があるかどうか尋ねましたら
「成り行きまかせなので、どうなるか分かりません」というご返事でした。
後半も最後まで聞きましたし、質疑応答も熱心に拝聴しましたが
どうやら私と波長が合うようなタイプの方々はいらっしゃらないように思いましたので
終了すると、吉田さんからのお土産のカレー味の煎りゴマを頂いて
会場を後にしました。
菌ちゃんファーム自体は、
吉田先生がまだNPO法人を開設される前の世知原に比べても
大変広々としていてしかも日当たりが良い場所にありました。
一つ一つ、解説したいところですが、
写真を掲載するに留めたいと思います。
後、一番特筆すべきなのは
百年先のことを見据えた植林まで敷地内に植えてあったことです。