「日常性」と「非日常性」を
使い分けることによって
私のエネルギーは満たされていきます。
「日常」における「ルーティンワーク」を重ねていくだけでは
私の「好奇心」は満たされないのです。
3月にヴェトナムに行って
約1ヶ月が過ぎ去っていたので、
そろそろ充電する時期に差し掛かっていました。
丁度、折りも折り4月前半の連休は何も予定が入っていなかったので
急遽プサンを訪ねてみることにしました。
国内旅行も考えなくはなかったのですが、
国内だと物事の進め方が
予測の範囲内に入ってしまうので
私にとっては余り刺激的ではありません。
そんな訳で1泊2日しか取れなかったのですが
近場の海外ということで「プサン」を選んでみました。
思いついたのが、直前の26日です。
最初家内も一緒の予定でしたが、
日本旅行にパスポート番号を知らせる段になって
家内のパスポートの有効期限が切れていることに気付き、
急遽1人で行くことになりました。
でも、今回は矢張り1人で良かったと思います。
というのも行きは良かったのですが
帰りにハプニングがあり、
プサン港をコビーで出港したものの
海洋物質と衝突したとかで
急遽Uターンしてプサンに逆戻りになったからです。
韓国フェリー側が提示した選択肢は
2つありました。
1 カメリアラインに乗り換えて夜中にプサンを発ち朝7時30分に博多に着く
2 会社が用意したホテルにもう1泊して朝1番のコビーに乗って帰る
他 全額返金して飛行機で帰りたいと主張した方が
1人ましたがこれは却下したはずです。
私は前者を選んだわけですが、これが大正解でした。
その理由は後編で明らかにします。
28日は、朝早くに市布からJRに乗り込み
諫早で「かもめ」に乗って博多駅へ向かいました。
博多駅から福岡港国際線ターミナルまでは
西鉄バスが頻繁に往復しているので
それを利用してスムーズにたどり着きました。
予め日本旅行から教えられていた
ベストツアーのカウンターで乗船に必要な一式を受け取ってから
出国手続きへ進みました。
待っている間はFBをしたり、
ネットでプサンの情報検索をしたりして
あっという間に乗船開始となりました。
船内はまだ出港前ですので
多少緊張感が表情から伝わってきます。
でも、私はもうこの時間帯は
福岡港国際ターミナル内のコンビニで買った
焼酎でちびりちびり始めていましたので
リラックス状態でした。
乗船客は日本人が大半で
後は韓国人と欧米人が
ちらほらといった感じだったように思います。
博多港を午前10時定刻に出発してプサン港へ。
28日はべた凪ぎ状態でしたので
定刻の午後1時前にはプサンに到着しました。
それから日本旅行に取って貰っていた
HOTEL PHOENIXまでは事前に距離感とかは
何度か訪ねているプサンですので
地下鉄を利用するまではないかということで
南浦洞(ナンボンドン)まで
歩いていきました。
ユックリ歩いて約30分でした。(自宅と喜々津駅ぐらいの距離でしょうか?)
ホテルにチェックインを済ませると
908号室から見える景色を写真に収め、
夕方までどんな時間の過ごすか
小1時間ぐらいプランを練る時間に費やしました。
今回は急遽決めたので
目的も行く場所も何も決めないまま飛び出してきましたので
そういう時間がほしかったというわけです。
道路突き当たり正面の建物は
プサンのロッテ百貨店です。
しかし、私は免税品とかブランド物には興味はないので
一度も足を運びませんでした。
先ほどのプランを練る段階で
チャガルチ市場を堪能するということと
屋台風の好みの店を探して
次回来たときの行きつけの店にしたいと
2つのことを目標に挙げました。
チャガルチ市場は
ご承知の通り韓国随一の海鮮市場です。
日本の魚市と違うのは
仲買人さんもいるのかも知れませんが
直接一般市民に小売しているということと
直ぐその場で調理してくれてその鮮度を味わうことができるというのが
最大の特徴でしょう!
魚介類は長崎でも新鮮なものが食べられるので
そういう店に上がりこもうとは思いません。
しかし、2、3度往復しているうちに
現地の人が大勢たむろして
昼間から焼酎をあおりながら雑談に興じている店を
発見しました。
前の団体さんが席を立つのを
見計らってその店の一角に腰を下ろしました。
料金もメニューも分かりませんが
現地の人がたむろしているところで庶民的なところは
全然料金もメニューもなくて平気です。
ことばが通じなくても
あれがほしい、これがほしいと指差せば済ますし、
飲み物は焼酎だったら、「Soju juseyo」とか
ビールが飲みたければ「Mekuju juseyo」とか
幾つかの単語と言い回しを覚えておけば
なんとかなります。
後で向かい側に座ったおじさんたちから
ちらちら見られましたが
話しかけてこられたら仲良くなるところですが
この日はそんな状況にはなりませんでした。
最初にたのんだのがこれです。
モツ煮込みみたいなものでしょうか?
次はこれを頼みました!
右上に置いている「サンチュ」でくるんでいただきます。
コラーゲンタップリの何かの内臓でしょう!
写真では「こんにゃく」みたいに見えますが
食感は明らかに肉です。
この店に入ったのは午後3時半ごろでしたか?
それからナンボンドンの町を
あちこち行ったりしてフォルクローレで
南米の音楽を奏でたり歌ったりするのを立ち見したり、
本格的な焼肉料理を食べようと思い、
ある店の行列に並んだりしてみました。
この店ではありません。
恋人たちが前でいちゃついていた店が
私のお目当てでした。
30分ぐらいは並んでいたでしょうか?
順番がきて、その店は1人での入店は
出来なかったのです。
たまにはこういう失敗もありますが、
そういうのも私の「好奇心」をくすぐる一要因となるから
不思議でしょう!
今度家内と来たときの参考にしようと思えば
何ということはありません。
メニューもついでにお見せしましょう!
看板もキュートでお洒落でとても気に入りました。
満席でなかなか出て行くお客さんがいません。
それもそのはずです。
日本で言う「食べ放題」の店でした。
まあ、そんな無駄な時間も使いながら
次に見つけて入店した店は「焼肉専門店」でした。
これも散々探した挙句
おいしそうな匂いがしてくるというだけで
選んだ店です。
先ほど述べたように
チャガルチ市場で相当食べたり
飲んだりしてからこの店に入りましたので
頼んだのはカルビを一品と
焼酎1本だけという質素さです。
実は、この前に翌日29日に行くつもりで
屋台の物色をしておいたので
トッポク、トッポギ、韓国風おでんなどの屋台が
数軒集中していて
観光客だけでなく現地人が大勢集まっているところを
物色したのです。
まだまだ後がありますが
今日はここまでといたします!