私は前職を54歳で早期退職すると
退職記念と称して韓国からニュージーランドへ。
そして、翌年からはフィリピン、マレーシア、ベトナム、タイ、ラオスなど
アセアン諸国を旅してきました。
その意図は、大学卒業以来職を転々としてきたので
年金を上手く運用するため
日本と1/5~1/3の物価格差のある国を
リサーチしていたというわけです。
しかし、国民性・親日度・食べ物・宗教・医療体制・ビザなど
いろんな角度から検討する必要がありました。
一番の問題は、その国に根を下ろした時に
私のことを身内と同じようにサポートしてくださる人脈をことです。
2010年3月にベトナムで「日越友好ダナンハーフマラソン」を契機にして
現地在住歴の長い中村さんと知り合ってからベトナム人脈が急速に展開していきました。
長崎でも「NPO法人ベトナム友好協会」に入会して
ベトナムに戻った長崎OBのベトナム人財もできていきました。
ところで、本題のアセアンの街角と交通事情ですが、
公共交通機関、特に地下鉄やモノレールなど他の交通機関と接触しない
交通手段のある国は、「交通混雑」はそれほどでもありません。
しかし、そのインフラが整っていないベトナム・タイ・ラオスなどでは
所得水準のこともあって「バイク」のように簡便な交通手段が大勢を占めています。
ベトナムに最初行ったときホーチミンやハノイでは
うんかのように押し寄せるバイクに最初は圧倒されたものでした。
しかし、郷に入れば郷に従えで
現地の人たちの様子を観察していると
そのバイクの洪水のような流れを
どうやったら渡れれるかというコツが飲み込めてきました。
東南アジアだけでなく、国情の違いもありますが
発展途上にある国は国民総生産や一人当たりの国民所得などとの関係からインフラの整備が
早くから整備できたところと遅れ遅れになった国とで事情は様々です。
また、私は海外にいてもウォーキングなどを日課にしていますので
その国の交通事情は一番気になるところです。
だから、その点からもベトナムに居を構えるとなると
バイクに邪魔をされずに「歩くこと」のできるビーチや川沿いに歩道が整備された
「ダナン」が第一候補となるわけです。
こんなことを連想させたのは、「アセアン道路事情」という
6月9日の日経記事からでした。