2014年11月29日 代表
以前私たちのやる気が出てくる要因としては
外発的要因と内発的要因の2つが満たされて始めて持続的になると
私自身の経験を交えて述べてみました。
しかし、それ以前に欠かせない要素として
人から認められたいという欲求、つまり「承認欲求」というものがありますが、
その段階に至るには、米国の心理学者のマズローが
欲求階層のピラミッドを上へ上へと上っていかいなといけないと達成できないと
述べています。
それは、5つの階層からできているというのです。
下から順に、「生理的欲求」→「安全欲求」→「社会的欲求」→「承認欲求」→「自己実現欲求」と
上がっていくそうです。
この論理は、モラロジー教育の研修を受けに
千葉県柏市にある「モラロジー研究所」に行ったときに
初めて学習しました。
「自己実現(将来自分はこうなりたいという夢の実現)」に至るには
最下層から順に満たされていないと
ただ願望を述べただけで終わるというのです。
つまり、おぎゃーとこの世に生まれて直ぐから
「排泄」「吸引」などの生存するのに必要な最低限の欲求が
満たされて次の段階に至るというのです。
次は、外部から刻一刻ともたらされる様々な刺激や危険から
身の安全を保つように環境が整えられているかというものです。
そして、周りの大人たちから己が注目を浴びるという段階に移ります。
ここまでが「基本的な欲求」と言われますので
今回の「承認欲求」や「自己実現欲求」へと進化発展していきます。