2013年12月21日 代表
私たちが中学・高校と進む頃は
今のように「図形」とかを学習する機会は
ほとんどありませんでした。
高校になって少しだけ「幾何」と言って
出てきたような記憶があります。
しかし、もう50年ぐらい昔の話なので
確信はありません。
実は高校時代は理系にいましたので
数Ⅲまで学習したのですが
代数はかなり詳しく深く勉強していたので
自信がありました。
しかし、矢張り「図形」となると
二の足を踏むような部分があって塾生に
申し訳なく思っていたのです。
というのも、塾でテキストに使っている問題集には
教科書のように丁寧な解説が載っていないので
数学の図形が苦手な私のようなものには不向きだと感じていました。
そこで、長崎の紀伊國屋書店に他の本を探しに行ったついでに
中学生の参考書コーナーで
この本をみつけたという次第です。
図形の場合は、先ず言葉の意味をきちんと
押さえる必要があります。
「定義」「性質」「定理」などですが、
これらを十分理解していて問題に隠されているものを的確に見抜かないと
全く問題を解くことすらできないことになります。
想像力を働かせるにしても
それぞれの図形に隠されている
「定義」「性質」「定理」を思い出すことが
大切だと言われています。
私も、この参考書を使いながら
塾生たちと一緒になって勉強していきたいと思います。