2013年12月1日 代表
今日は、「福岡国際マラソン」が開催されます。
福岡国際マラソンは、
今年参加者の急増に歯止めをかけるため、
参加資格タイムが「2時間40分以内」になりました。
これは、安全確保のための措置だと言います。
毎年50~100人単位で参加タイムを達成する人が増え、
昨年の参加者は675人だったので、
困っていたようです。
ブームの火付け役は言わずと知れた
2007年に始まった「東京マラソン」。
3万人で7時間制限が人気を博し、
その後、雨後の筍のように
「大阪」「神戸」「京都」「熊本」「佐賀」などの各都市で
開催されるようになりました。
抽選倍率は、東京が10.3倍、
京都が3.5倍、北九州が1.9倍です。
たった1日なのに、経済効果は抜群!
例えば、熊本城マラソンは、
事業費が2億7500万円なのに対して
14億8千万円の経済効果、
鹿児島の指宿菜の花マラソンは
運営費が8千万円なのに対のして
10億6千万円の経済効果と言います。
通りであちらでも、こちらでも
新たなマラソン大会が作られるはずです。
ところで、マラソンやジョギングのブームの背景には
また別の側面的効果もあります。
それは、「走り」による脳の活性化なのです。
私も良く経験していますが、
走っている最中に突然閃いたり、
考えが整理できたりします。
脳科学者の研究成果に因ると、
時速3kmでユックリ歩いている時は
運動を指示する脳の「運動野」が活性化し、
時速5kmだとより複雑な運動を指示する「運動前野」が、
時速9kmで走り出すと、
計画や目標も設定できる「前頭前野」まで
活性化するので、
閃いたり、考えが整理されたりするのは
当然の結果だと言っています!
皆さん、マラソンやジョギングを毎日実行して
錆び付いた頭脳を活性化しましょう!