米アップルが22日に
11月から新しい「i pad air」と「i pad mini」を
発売すると発表しましたので、
新製品を見てみたいと思います。
ところで、モバイル端末の勢力図は
どうなっているでしょうか?
発表されている2013年4月から6月における
売上高と純利益で比較してみましょう。
アップル 売上高 353.23億ドル 純利益 69.00億ドル
マイクロソフト 売上高 198.96億ドル 純利益 49.65億ドル
アマゾン 売上高 157.04億ドル 純利益 0.07億ドルの赤字
グーグル 売上高 141.05億ドル 純利益 32.28億ドル
フェイスブック 売上高 18.13億ドル 純利益 3.33億ドル
という内訳になっていて、依然としてアップルの一人勝ちのようです。
それぞれ稼ぐ分野は、様々にばらけています。
アップルは、スマホ、タブレット、音楽配信に強みを持ち、
マイクロソフトは、パソコンos、通信サービスのスカイプを買収して
パソコンosの不振分野をカバーしています。
アマゾンは、書籍、雑貨、食品などの通販部門で
大手にのし上がりました。
グーグルは検索や各種ネットサービスに強みがあります。
フェイスブックはSNSで頭角を現し、広告で収益を上げています。
しかし、今回の新アイパッドの発表会で
米アップルのティム・クックCEOは、
「これはほんの始まりにすぎない」と語ったと言います。
これは何を意味するかというと
i pad、i phoneなどのモバイル端末などハードは
いずれ頭打ちになるので、
「サービス」で稼ごうという意思表明と
受け止められています。
その自信の背景には、
スマホとタブレットを合わせた
モバイル端末機器の販売台数が累計6億台、
クレジットカードの登録件数が5億件以上という
キャパがあります。
この基盤を使って「サービス」で稼ごうということなのです。
どんな新しい「サービス」を打ち出すでしょうか?
強豪ひしめく中での
「時間」と「財布」の奪い合いは
今始まったばかりです!
これからどんな世の中が出現するのでしょうか?
アップルから目が離せません!