先日は、新聞やテレビなどで中国の黒竜江省や吉林省で
PM2.5の「大気汚染」がひどいというニュースを
何度となく報道していましたので
長崎にもやってきているかどうかを確かめる目的もあって
トレーニングを兼ねて
地元多良見町の「虚空蔵山」に
登ってみました。
前にも書いたと思いますが
この山は306mと余り高くはありません。
その上、周りを遮る高い山や建造物がないので
360°のパノラマが楽しめる一押しのビューポイントと言って良いでしょう。
だから、天気が良い日は
特に登りたくなる山の1つです。
もう一つ、景観を楽しむだけでなく
長崎空港からの離発着を観察できる場所としても
絶好の位置にあります。
尤も、間近ではありませんので
望遠レンズや双眼鏡が必要となります。
先ず、長崎空港からご紹介します。
大村市街地に浮かぶ「箕島(みしま)」という有人島を開発して
1975年5月1日に開業した世界初の海上空港です。
ここから視線を右へずらすと
対岸にある大村市街地がここからもくっきりと見えます。
そしてその手前、つまり眼下の方に
目を転じていきますと今度は
JR長与線の鉄道線路やシーサイドライナーが
目に入ります。
この時、丁度長崎から長与を通って喜々津、
そして佐世保へと向かう「シーサイドライナー」が
目に入ってきたのですが、
このカーブのラインで列車を撮すことが出来ませんでした。
僅かに、樹木と樹木の間から
垣間見たショットで辛抱してください。
これは、遠景ですが
もう少し中心地をクローズアップすると
こんな感じになります。
この先には、諫早湾干拓道路や有明海が望めます。
また、わすがに右に視線を転じますと
雲仙普賢岳(平成新山)も見ることが出来ます。
如何ですか、雲がたなびく普賢岳も
普段はなかなか見られるものではありません。
空気が澄んでいる秋ならではの光景ではないでしょうか?
次は、東長崎方面と橘湾です。
ここから右方向は山並みが続くだけです。
ぐるりと一周すると
長崎空港を見渡すちょっと左側に
多良見町と長与町の境辺りにある琴の尾岳が
見えています。
これで、360°のパノラマを終了します。
最後に、長崎空港に着陸態勢に入ってきた
「ソラシドエアー」と「JAL」の機影をご紹介して
終わりにしたいと思います。