1週間前ぐらいに
TBS系で放映していましたが、
ご覧になりましたか?
このドラマは、日本とベトナム社会主義共和国が
国交を樹立して今年で40周年になるのを記念して
作られたものです。
実在した日本人医師浅羽佐喜太郎と
ベトナム独立運動の基礎を築いた
革命家ファン・ボイ・チャウとの絆を描いたもので、
とても心打たれるものでした。
時代に翻弄される友情から国際結婚まで
両国の架け橋となる大小の縁が描かれていて
とても素晴らしいドラマとして仕上がっていたと思います。
ベトナムでも同日に放映されたそうですが、
きっと反響が大きかっただろうと思います。
先日、諫早多良見ロータリークラブに
米山奨学生として卓話に見えた
トゥイさんからもこのドラマについて話題にされましたので、
本国ではもっと関心が高かったのではないかと
思った次第です。
また、長崎は昔からベトナムと関係の深い土地柄で
様々な交流があっていたようです。
一番有名なのは
はるか400年以上も前に東シナ海を渡り、
長崎の商人「荒木宗太郎」が
様々な苦難を乗り越えながらもベトナムと交易を行い、
東南アジア各地の日本人町を舞台に活躍したと言います。
宗太郎は、当時のベトナムの一王族であった
阮(グエン)家の王女アニオー姫を見初め、
長崎の地で結婚式(披露宴)を挙げたと言われています。
その阮家と繋がった子孫の方たちが、
今なお長崎に住まわれていてずっと関係が続いているようです。
これらは、NPO法人「長崎ベトナム友好協会」理事長の冨岡勉氏の書かれた
『海のシルクロード』から一部拝借しました。
他にも、私も行ったことのある「ホイアン」とかダナンの「五行山」には
他の方々が様々な形でベトナムと関わられてきた形跡があります。
現在のベトナム社会主義共和国は
独立して68年、そして日本との国交が回復して40年しか経過していませんが
その前には長い長い歴史があって
連綿として繋がっているのがご理解頂けると思います。
「昨日」より「今日」、「今日」より「明日」と繋がって
歴史があるわけですが、
私もライフワークとして何らかのお役に立ちたいと考えていますので
今後もベトナムから目が離せません!