世の中には、「必ず目標を達成できる人」と
「なかなか達成できない人」と2種類しかいないように思います。
私の経験上、その比率は「達成できる人」が10%ぐらいで、
「達成できない人」が90%ぐらいだと思います。
じゃあ、何故90%の人が目標を達成できないのでしょうか?
一言でいえば、多くの人が「目標」だと思っているものが
単なる「願望」に過ぎないのです。
そもそも、「目標」は絶対に達成しなければいけないものなのです!
「できたらいいなあ」という願望とは
全く別次元のものなのです。
だから、悲しいことに「願望」が現実になることはありません。
もし、仮に現実になったとしても
たまたま運が良かったに過ぎません。
だから、「願望」ではなく、
必達の「目標」に変えないといけません!
では、どうしたら良いでしょうか?
そのためには「SMART」の原則を理解して
実践することにつきると思います。
S Specific…具体的である
M Measurable…測定可能である
A Attainable…達成可能である
R Relevant…適切である
T Time-sensitive…期限がある
「目標」は、例外なくこれら全ての条件を
満たす必要があります。
そうでないと「達成される目標」にならないわけです。
つまり、一言でいえば、上記5つの条件を満たしていれば「目標」、
そうでなければ、ただの「願望」だというわけです。
貴方が、今までに達成できなかった理由は
お分かり頂けたでしょうか?
中でも、一番重要なのはSとTです。
私は毎日の日課にしているトレーニングも
年間を通じて取り組んでいる「ウルトラウォークラリー」や
「ホノルルマラソン」においても
何時も大事にしているのが
「具体性」と「期限性」です!
そして、それを実現するために
片時も忘れないために工夫をしています。
自宅の机上に記録用紙を置いて記録を付けたり、
今では「スマホ」にもアラーム機能を付加して
自分を追い込むことを実践しているのです!
勿論、達成の確率を上げたければ
5つの条件全てを満たす必要があります。
期限も短期間である必要はありません。
私を小学生時代に「運動音痴」と言って
馬鹿にしていた人たちも
今の歳で私を「運動音痴」と
言える人は誰1人としていません!
後、必ず「目標を達成する人」には
上記の条件の他に「数値目標」を挙げる時には
ある「仕掛け」を設けるのです。
それは、成功した後にワクワクできる「イメージ」を
持つことでしょう。
例えば、「甲子園出場」を目標に上げたとします。
では、どんな時にも必ず甲子園に行けると信じ、
甲子園のグランドに立つ姿をイメージを強く持ち続け、
寝ても覚めても願望を燃やせば、甲子園に行けるでしょうか?
まだ、この程度では「ワクワク感」が足りません。
甲子園に出場し、私たちの活躍によって
地元の人たちに勇気や夢を与えたい。
そして、仮に甲子園に出場できなかったとしても、
勝ちにこだわる練習よりも人間的に成長することは間違いないし、
誰もが私たちこそが甲子園に行くのがふさわしいと
思ってもらえるようなチームになろう」というメッセージ!
実は、これは駒大苫小牧が甲子園で
2連覇したときのメンタルトレーナーの実話なのです。
私の場合、ウルトラウォークラリーの場合は
上位者同士で乾杯している姿を潜在意識の中に
すり込むようにしていますし、
「ホルルルマラソン」の場合は
バルセロナオリンピック50km競歩代表選手だった
園原健弘氏を囲んで「盛大なパーティ」で
みんなと盛り上がっている自分をイメージすることにしています!
だから、「願望」が「目標」に変わり、
「ミッション」になって始めて必達が可能となるわけです。
こういうことを知っている人は
必ず「目標」を達成しているのです。
今回述べたことを参考にして
貴方も自分の限界にチャレンジしてみませか?