2013年9月9日 代表
今年の4月から
みのる塾の中学1年生から3年生に
数学を教えてきました。
流石に1/2+1/3=2/5とする塾生は
おりません。
しかし、「解(かい)」や「正(せい)」が
一体何を意味するかが分からなくて
式を立てることのできない人はおります。
また、小数点、分数、正の数・負の数が入ってくると
途端に思考停止に陥ってしまうお子様も
少なからずいらっしゃいます。
どうしてこういうことが起こるかというと
小さい頃からの生活習慣に始まって
数と量の概念の把握が体験的になされてこなかったということ。
小数や分数の始まる小学4年生・5年生に
しっかり学んで来なかったということ。
ことばによる概念把握、
つまり具体語から抽象語に移行する段階で
しっかり学んでこなかったことなど。
そういう原因が複合的に考えられます。
私たちのみのる塾ではそういった「つまづいているところ」を
指摘して差し上げ、そこを強化するように
アドバイスしていますが、
なかなか塾だけでは成果を上げるに至っていません。
「つまづき」を指摘して
練習問題をさせていっても言葉の壁があるため、
なかなかそれ以上にならないもどかしさを
感じています。
これからも、試行錯誤は続くのでしょうが、
何とか「数学苦手」や「数学嫌い」を無くしてあげたいと
日夜奮闘しているところです!
因みに、高校時代は理系でしたので
数学は得意教科であり、
社会人になった後もずっと勉強は続けてきました!