個人の年金から捻出したお金で行っています。
そのため、費用は極力抑えるように
心がけています。
一番費用的にかかるのが
航空券と宿泊代です。
長崎日大で働いている頃は
ボーナスも入ってきていたので
余り節約することは
考えたことがありませんでした。
しかし、今はけちけち旅行に徹しています。
当初は、長崎日大の頃から親しくさせて頂いていた
日本旅行のF氏から格安の航空券やホテルを
世話してもらっていました。
でも、彼とて会社の一員ですから
会社のもうけを省いてまで私に奉仕してくれるわけでありません。
そんなことが分かったのはつい最近で、
今回のバンクーバー旅行の見積もりを取ったときのことでした。
彼には前もって
航空券とホテル代の合計が
20万円の範囲内でお願いしますと
伝えてありました。
しかし、出てきた見積は27万円でした。
そこで、試しにと考えて
ネット(具体的には、Sky net comとOtel com)で
検索をしてみました。
そしたら、何と20万円どころか
17万円で完結することが分かったので
直ぐに頼んだのは言うまでもありません!
このように往復の旅費や滞在期間中の宿泊代を
節約するわけですから
滞在中の活動もほとんど自前で調達しますし、
移動するのも安い順番でします。
バンクーバー(他の国や地域に行っても同じパターン)滞在の場合、
最初にしたことは自分の「足」で
町の作りや方角、ランドマークなどを
覚えることから始めます。
タクシーのように金額が高い乗り物は
余程のことがないかぎり使いません。
今回、そういった中で一番遠くまで行ったのが
バスを利用していった「ブリティシュ・コロンビア大学(UBC)」でした。
前もって調べていた中に
このUBCに新渡戸稲造博士を記念した
「新渡戸稲造記念日本庭園」を是非見てみたいと
思っていたからです。
新渡戸博士(1862年-1933年)は農学者・教育者・倫理哲学者で、
国際連盟事務次長を務められ、
著書の『武士道』は流麗な英文で書かれているため
今でも世界各国で読み続けられているそうです。
一般的には日本銀行券の5千円札の肖像画で知られていますが、
東京女子大学初代学長でもありました。
また、他にも奥様がアメリカ人女性のメアリー・エルキントンさんであるとか、
札幌農学校で内村鑑三と同期であるとか
様々な人たちとの交流や業績のあった方なのですが
1993年の秋にカナダのバンフであった
「太平洋問題調査会会議」に日本代表団団長として出席し、
会議の終了後に西岸のビクトリアで倒れて
永眠されたそうです。
勿論、UBCでも教授をされた経験がおありになったため
その功績を讃えて校内の一画に
立派な「新渡戸稲造記念庭園」ができたそううです!
大学校内は広大(4k㎡)すぎるので普通の人は校内バスで移動するのですが、
私はひたすら足で稼ぎました!
最後にお見せするのは
入場の際頂いた英文の説明書です。
興味のある方は、裏表載せましたので
訳してみてください!