2013年8月21日 代表
これは、バンクーバーのカンボジア&ヴェトナム料理店で
帰り際にもらった長崎の正月に出す「つじうら」というお菓子に
入っていたモノです。
外国でまさか「つじうら」に入っている
「御神籤}をもらうとは思ってもいませんでした。
英語で書いてあるので分かりづらいと思いますが、
自分で訳してみてください!
因みに、「つじうら」をご存じない方も
いらっしゃるかも知れないので
若干解説しておきましょう!
「つじうら(辻占)」は
日本で行われた占いの一種で、
「橋占」「夕占(ゆうけ)」とも言い、
夕方に辻(交差点)や橋のたもとに立って
通りすがりの人々が話す言葉の内容を元にして
占うものでした。
万葉集にも出てきますのでかなりの歴史があります。
京都の伏見稲荷のものが一番有名ですが、
新潟・石川・長崎などの各地に
辻占煎餅が残っています。
北米の中華料理店などで
出される「フォーチューン・クッキー」という同じ形状のお菓子も
この「辻占煎餅」から派生したと言われています。
ということは、
今回私が入った「ベトナム料理店」の経営者は
中国系の人だったのでしょうか?
2回食べに行きましたので
2枚紙切れをもらいました!
ところで、どんな意味がお分かりになりましたか?
わが家の正月の「お菓子」には
欠かせないものでした。
それをまさかバンクーバーで
しかも季節外れの時期にもらったので
びっくりするやら、感動するやらでした!