去る8月12日(月)、ウエスレヤン大学主催の林 修氏講演会に
鎮西高校から招待状をいただき、塾の方もお盆休みに入ったので
行ってきました。
「いつやるの? 今でしょ」で大ブレイクした東進ハイスクールの先生
という位の知識しかなくて参加したのでした。
伊丹十三似の穏やかな笑顔で登場した林氏は、嫌みのない漫談調の巧みな話術で
すぐさま会場を一つにしてしまいました。
受験生とその保護者向けの話から始まりましたが、受験勉強は頑張った分自信につながるので将来のためにも、今頑張りなさいと受験生にエールを送っていました。
保護者向けというか、年配の参加者のためにもとても素晴らしい話をして下さいました。
「勉強しなさい」という前に、親が子どもにしてあげること・・・
①日常生活の支え(食事など身の回りの世話・子供の話を聞いてやること)
②しつけ(正しい箸の持ち方・正しい姿勢)
③子供のお手本になる生活をする(読書をする・教養のある親)
これらは、日々多くの受験生に指導している林氏だからこそ言える教育論でしょう。
私が感動したのは、まだお若くて、お子様もいない林氏が
これからの日本の教育に必要なこととして、
0歳からの発達に応じた教育、つまり幼児期の親の役割の大切さを
説いていたからです。
しかも、決して難しい教育専門用語など使わずに、わかりやすく、笑いを交えて
話されたところが、流行語を生みだしただけの人ではない、今風の教育者だと感じたからです。
19日(月)からいよいよ夏ゼミも後半戦です。
林氏に学んだことを生かしていきたいと、決意を新たにしたことでした。
みのる塾でできること・・・
①受験勉強に燃えさせる(頑張るのは、今でしょ!)
②生徒の話を聞いてあげる(話してくれる関係をつくる)
③勉強するときの姿勢をもっと厳しく(代表はいつも姿勢を注意している)
このすばらしい機会を作って下さったウエスレヤン大学と鎮西高校の先生方に
この場を借りて感謝申し上げます。
そして、林 修様。
これからの日本の教育に必要な人としての役割を担って大変お忙しいでしょうが、
お身体に気をつけられて、貴方の教育論を説いていってください。
「いつやるか? 今でしょ」