2013年6月27日 代表
普段何気なく使っていたQRコードについて
先日初めて知る機会を得ました。
日本で開発された技術なのに
知らないことばかりでビックリしました!
「QRコード」とは、
ケータイのカメラで読み取る
モザイクを構成する白黒の点の配列で
情報を示す「2次元バーコード」
あれです。
もうすぐ20年になる「QRコード」の生みの親は
自動車部品大手のデンソーの子会社の
「デンソーウェーブ」という会社です。
日本では数センチ四方に
7089桁までの情報が入るため
大変重宝されていますが、
世界のバーコード界では出遅れてきました。
最大のライバルは
米シンボル テクノロジーの「PDF417」です。
これは、縦棒とモザイク模様を
組み合わせた長方形の2次元バーコードで
89年に開発されました。
米国では自動車免許証などに使われるなど
広く普及しています。
また、世界の航空会社でつくる
国際航空運送協会も、
国際線のチケットでは「PDF417」を使うように求めていますので
国内ではQRコードチケットを使っている日本の航空会社も
国際線ではPDF417」を使っています。
しかし、デンソーは劣勢を跳ね返そうと
見えないQRコード(複製防止のQRコード゛)の開発に
成功したそうです。
これは、特殊インクで書かれているため
目には見えず、専用端末でしか見られないという優れものです。
コピーしても写らないので
複製や偽造を完全に防げる「理想のコード」と
言われています。
「QUICK RESPONCE」、
その名の通りに日本生まれの技術が世界に
素早く普及してくれることを
念願せずにいられません!