サッカーのW杯が迫ってきていることと
リオデジャネイロオリンピックが3年後ということの2つを絡めて
「ブラジル料理」を本当は食べたくて
渋谷区神宮前に行きました。
このカタログに出ている「バルバッコア・グリル 青山」に
行きたかったのです。
「バルバッココア」という店は
本場ブラジルのサンパウロに1990年にオープンした
「シュラスコ料理」の専門店なのです。
ネットで色々と検索して
一番最初は渋谷の別の「シュラスコ専門店」に行こうと思い、
電話をしたら7:30~8:30pmだったらOKという返事でしたが
余りにも短かったし、
繁華街でなければ空いているだろうと考えて
渋谷区神宮前4-3-2のように
奥まったところにある店なら大丈夫だろうと考え
予約なしで行ってみました。
そしたら、「午後9時までは満席です」という返事で
改めて「サッカー」や「オリンピック」の影響が
強いことを感じた次第でした。
お腹もかなり空いていましたし、
午後9時までは待てないと考えた私は
その店の周囲を2、3度歩き回ってみました。
すると「こころ庭(こころてい)」という看板が
目に飛び込んできました。
どうしてこの看板に目がいったかというと
長女の第2子の名前が
「心音(ここね)」とという名前だったからです。
しかし、その前には
近くにあったトルコ料理を食べようか
それとももう一度出直して
別の町に移動しょうかなどと
思案していたのですから
面白いでしょう!
前にも本を選んだりするときに
本が私を選んでと言わんばかりに
「ピカッと」光ったりするとか、
最近あの人に会ってないなあなどと
つぶやいていると、
突然前から「ヒョッと」現れたりすることが
私の周りではショッチュウ起こります。
偶然にしては出来すぎることが
何度も起こるとなると
それは「必要必然」ではないかと考えるのが自然ですが、
運命的な出会いと思えるようになります。
そんなことから「青山 こころ庭」さんに
一見客としてお世話になったというわけです。
「こころ」というキーワード通りのお店でした。
このお店もほとんど満席に近い状態で、
「カウンターか、
どこか隅のほうでも良いので
1人座れませんか」とお願いしたところ
2人用のテーブルだけが1つだけ
空いていてそこに座らせてもらいました、
すると「今日は団体のお客様で混み合っていますので
料理が出るのが遅くなるかも知れませんが大丈夫でしょうか?」という
第1声から始まりました。
「急いでないので大丈夫です」と答えました。
店のお客さんは
丁度食事時や宴会中という感じのお客様ばかりで、
メニューや水も直ぐには持ってこれないという状況でした。
私はブログを書いてなかったので
i padを使って物書きをしていましたら
案内してくださった女性の方が
「隅の方なので暗いのではないでしょうか?」
「何か補助照明を準備しましょうか」と
2度目の声かけを頂きました。
たたでさえ忙しい時間帯なので
丁重にお断りしたのは言うまでもありません。
様々なところで飲んだり食ったりすることの多い私でも
このような応対を受けたお店は未だかつてありません。
「こころ庭」と名乗る以上の心遣いを感じた私の懐が
緩まないはずはありません。
たった1人でしたが
以下のようなものを注文しました。
1 生ビール(糖質なので普段は飲みません)…宴会の乾杯でグラス1杯はあります。
最初は、注文するつもりはなかったのですが、
アドリブで突然唐突に頼みました。
2 焼酎デキャンタ(2合)
3 ソーダ
4 こころ庭おすすめサラダ
5 焼き鳥盛り合わせ
6 チーズ春巻き
7 たまご焼き
8 鳥モモの姿焼き
これに、お通しと氷の料金が加算されていました。
このうち、「焼き鳥」は
「タレ」は糖分が含まれているので
全て塩・胡椒でお願いしますとお願いしましたし、
「玉子焼き」は出汁がどうかを聞いて
塩胡椒だけの味付けでお願いしますと言いましたし、
「鳥モモの姿焼き」でも
同じことを注文しました。
一見客なのに「嫌な顔1つせず」に
見事なまでの応対振りに感激した私は
支払うときに私の応対をしてくださった方に
「失礼ですがママさんですか?」と尋ねると
「そうです」と言われたので
会計を済ませた後
名刺交換を済ませた後に
「どうしてこの店に入ってきたか」を伝えたら
非常に喜んでもらえたみたいでした。
全部で5,800円でしたが
良いお店で一時を過ごせて
料金以上に得した気分になりました。
団体のお客様が
多い中での応対はお見事でした。
学生時代にレストランで
アシスタントマネージャーをしたり
調理場で働いたりした長年のバイト経験があったり、
自分で居酒屋を経営したことがあったりしただけに
とても新鮮な印象、後味の爽やかな印象の
「東京のオアシス」というお店が発見できた
とても良い夜となりました!
ママの萩原玲子さん、また会いに伺います!