今年80歳になられた三浦雄一郎さんが
ついに世界最高齢でエベレストの登頂に成功されました。
おめでとうございます!
若いころから様々なことに挑戦されてこられた三浦さんですが、
私は身近におられた故三浦敬三さんが
そのモデルとして小さいころから雄一郎さんの脳裏に
焼きついてきたことは間違いない事実だと思います。
ところで、三浦さんは75歳で登頂された後、
骨折で練習を中断されたり、
心臓の病で手術を二度も乗り越えての快挙ですから
今回の登頂成功は今まで以上に嬉しかっただろうし、
メッセージの中に
周囲の方々への感謝の気持ちが
溢れんばかり述べられていました。
さて、こんな嬉しいニュースを聞いた一般の反応はどうでしょうか?
自分はとてもじゃないが出来ないというのが
大方の反応だと思います。
しかし、逆に「夢と勇気と感動」を与えて頂き有り難うございます」というのでは
正反対です!
やろうと思わないから出来ないだけです。
ホノルルマラソンの最高齢完走者は90歳ですし、
フルマラソンの世界最高齢の完走者は、何と100歳です!
今からでもやろうと思えば
出来るのです。(私は、現在66歳ですのでもっと可能性が高いはずです!)
中国の諺に「遠き慮り無ければ、
近き憂いあり」というのがあります。
簡単に言うと「遠慮なければ、近憂有り」と
言います。(普通に言う「控え目」とは違い、元々の意味です)
すなわち、「遠くを見通した計画がなければ
近い将来心配事が出てきますよ!」と言っているのです。
大体、大多数の人は
目先のことばかりしか考えられません。
「木を見て、山を見ず」なのです!
私も3年前には今回の「ウルトラウォークラリー」で
まさか3回も転倒して左手小指を
骨折するなんて思ってもいませんでした。
しかし、予兆はあっていました。
2年前の大会では1度転んでいますし、
去年は左膝を痛めてサポーターを巻いて出場し、
やはり1回転倒していました。
でも、昨年は8位に入っていたので
慢心も手伝って、余り「膝周りの筋肉の衰え」に
敏感になっていなかったのです。
だから、今回のそのツケが回ってきたと言うわけです。
しかし、命まで取られた訳ではありませんでしたので、
終了後から「膝周りの筋トレ」を開始しました。
すると、原因を取り除いたわけですから
直ぐ効果が現れ始めました。
レース終了後も時々痛んだり、
膝がガクッときたりしていたのが
1日おきに始めた独自考案の「膝周辺の筋トレ」7種のお陰で
見事に解消し復活したのです。
このように、やってもダメと思う人と
何か見落としていなかったかと思う人とでは
ベクトルが正反対ですので
結果が違ってくるのは当然なのです。
人生は1回限りです。
やらないで後悔するより、
やって失敗した人の方が
学びは大きいし、
人生をより豊かに暮らすことが出来ます。
これからも
三浦雄一郎さんに負けないように
私も「人生100年計画」に向かって
一歩一歩歩んでいきたいと思います。
三浦さん、これからも後に続く人のために
「夢と勇気と感動」を与え続けられんことを
心から期待しております!