去る4月6日(日)は、親和銀行多良見支店、
諫早駅、高速入り口で待ち合わせをして
マイクロバスで佐賀文化会館で開催された
「国際ロータリー第2740地区の地区大会」に出かけました。
「地区大会」という行事は
長崎県と佐賀県に全部で
10あるグループの全てが集まる年次大会のことです。
主に3年以内のロータリアンを対象にして開かれる
勉強会なのですが、
なかなかその日にあわせて
行ける人が少ないので
行ける人たちを募集します。
うちのクラブは結束力が固いので
結構出席者数は多いほうだと思います。
ホールに入場するまでの待ち時間は
みんな思い思いの会話を楽しんでいました。
2012~2013年のRI会長は日本人の田中作次さんなのですが
代理として国際ロータリー第3460地区の劉昭惠さんが
台湾から来られていました。
日本語、英語、中国語を巧みに
使い分けてのスピーチは見事でした!
また、交換留学生や米山奨学生を紹介する場面では
諫早多良見ロータリークラブに預かっている
ニーナ・サルタンさんがスピーチを披露し、
ジョークを交えての日本語が結構受けていたようです。
午後1時30分から始まるのですが
かなり長時間に及びますので
3回ほど休憩時間をはさみます。
みなさんトイレに行ったり、
ロービーでコーヒーブレークをしたりして
次に備えます。
でも、この日のお目当ては
何と言っても谷川俊太郎氏の記念講演でしょう!
私も彼が何を私たちに語りかけるか
注目していました。
先ず、講演していた時間中(約90分)ずっと立ったまま喋り続けたという点と
原稿なしのアドリブであったという点が特筆できます。
流石にフリージャーナリストだけあって
様々な話題に及びましたが、
自分が癌を患った体験から「佐賀市鳥栖」にできる
「重粒子線治療」に始まって「陽子線治療」との比較論から始まり、
超高齢化社会を迎えた日本がすべきことは
子育て支援に第3子から1000万円支給したり、
高齢者の定義を75歳以上にすべきなどという具体的な提案を
交えながらの話の展開は
実に説得力がありました!
私は、つい最近アイ・シー・ラボの川口福太郎君と
この人口動態については
国は前々から分かっていたのに
どうして手を付けないのだろうかという話を
したばかりでしたので
鳥越さんの話は凄く今後の日本の未来を
象徴する話として説得力があったと思います!
でも、日本の政治家や地方自治体の責任者は
こういう人口を増やすなどという話では
票にならないので多分耳を傾けてくれないでしょう!
次年度は私の出身地である
平戸での開催ということで「平戸ロータリークラブ」が
最後に次年度のご案内をされていました。
全ての日程が終了したら、
次は記念懇親会ということで
場所を「ホテルニューオオタニ佐賀」に移して
開催されました。
しかし、何時ものことですが
来賓今回は特に台湾から劉さんが見えていて
お色直しがあったのか相当待たされました。
来賓席が埋まる前から
みんなは飲んだり食べたりして
1時間後には出来上がってしまいました。
私もウイスキーを
水割りで10杯ぐらいは飲んだかも知れません。
嬉野クラブには大正屋の山口さん、
有田クラブには酒井田さんなど
長崎日大の卒業生の保護者もいらっしゃるので
挨拶が欠かせません。
この時も台湾の劉さんは饒舌でした。
もう、みなさん酒が回っているので
大半の人は聞いてなかったように思います。
私たちは、来たときと同じで
マイクロバスで諫早へ戻りました。
でも、うちのクラブはここで解散というわけではありません。
ちゃんと二次会をセットします。
昨日は、私の教え子の福島君が経営する
「呑気」が会場で、
大会に行けなかった中村克三さんと菖蒲さんも
かけつけました。