この本は先日、
長崎の稲佐山温泉「福の湯」に行った際、
別に買いたい本があって
衝動買いで買ったのでした。
余分何故この本を買ったかというと、
長崎夢彩都の駐車場は、2,000円以上の商品を買うと
1時間分の無料駐車券をくれるのです。
求めたかったのはこの本ではなく、
「大人が始める中学数学」という本でした。
でも、その本だけでは
2,000円分に足らなかったので
新書コーナーを見ていて偶然見つけました。
あたかも、買ってくださいと言わんばかりにピカッーと光ったのです!
皆さんは、こういう経験はおありでしょうか?
私は家内もびっくりするくらいしょっちゅうあります!
ところで、この本はNHKのスペシャル取材班が
腕に縒りを掛けて作った本と言われています>
「なぜ、ケニアやエチオピアなど東アフリカのランナーたちは
これほどマラソンが強いのか?」
オリンピックや世界選手権、国内の駅伝中継などを見る度に、
誰もが感じるこの疑問。
同じ人間なのに何が違うんだろうか?
この謎を解き明かしたいと考えた取材班は
2011年の夏からマラソンの世界記録保持者たちに密着し、
NHKスペシャル「ミラクルボディー 持久力の世界に挑む」を
制作したのだそうです。(2012年7月16日放送)
この番組では
この最強軍団の中でも
42.195kmを2時間3分台で走った、
人類史上で3人しかいない男たちに密着取材。
その3人は、
エチオピアのハイレ・ゲブレシラシェ(当時38歳)、
ケニアのパトリック・マカウ(当時26歳)、
そして同じくケニアのウィルソン・キプサング(当時20歳)。
なぜ、彼らは20世紀には誰も到達し得なかった
3分台を実現できたのか?
一体どのような走りなのか?
疲れ知らずの持久力とはどれほどなのか?
日本人には勝てないのか?
そういった疑問を解き明かすために、
最新のハイスピードカメラで彼らのランニングやフォームを撮影。
着地の仕方から筋肉の使い方までを
徹底的に解析したそうです。
また、心肺機能の強さや血液の性質はもちろん、
MRIで心臓の大きさを調べたりといった具合に
肉体の内部まで迫ったというのです。
そして、このドキュメンタリーの山場としては
早ければ2025年には2時間を
切ることが予測され始めていると記されています。
さらに、今後100年で
記録は1時間57~56分まで
伸びる予測まで出ているといいますので
驚異的というしかありません。
空前のマラソンブームに沸く日本が
その秘密を知らなければ
永遠に東アフリカからマラソン記録を
取り戻すことはできないだろうと
思われます。