私がダナンを訪れたのは
2010年3月18日~23日の予定で
初めてヴェトナムを旅行したときでした。
元々、バルセロナオリンピック50km競歩代表選手の園原健弘氏が
「ダナン国際マラソン」の前哨戦として
「日越友好ダナンハーフマラソン」をやるので
参加しないかというリクエストに応えた形で実現したものです。
その時はチーム園原の他のメンバー7名は
全員成田からの参加者でした。
私一人だけが福岡空港からホーチミン入りして
ダナンで一緒になりハノイいりをし、
またハノイから別便で福岡に帰るという日程でした。
その時、第一の商業都市ホーチミン、
政治文化の中心地のハノイ、そして第3の都市ダナンと
3つの都市を比較できたお陰で
ダナンの魅力についてお伝えすることができると思います。
今回のヴェトナム訪問で4回目でしょうか、5回目でしょうか?
度々海外旅行はしてはいますが
こんなに複数回訪れている国は修学旅行で行った
韓国以外にはないと思います。
結論から先に言えば、
適度な都会でありながら適度な自然があるということと
85万人都市でありながら
ハン川沿いであれば往復9kmぐらいは
バイクに邪魔されずウォーキングができることが
一番気に入っています。
写真左側のレンガ敷きの道がウォーキングコースで
右川の川が「ハン川」と言います。
この川の北側河口には思い出の「トゥアンフォック橋」があります。
ソンチャン半島から前に述べた
「日越友好ダナンハーフマラソン」の試走で走ったときに
その橋の上で私がメガネを落として
みんなに迷惑を掛けたことがあったからです。
遠くから見ると結構綺麗な橋ですが
日本の橋と比べると意外と雑に出来ています。
今回、この橋をソンチャン半島の方へ
渡ってぐるっと一回りしてソンハン橋を渡って帰る
コース取りをしました。
このソンハン橋に行く手前の「トゥアンフォック橋」のソンチャン半島側は
まだまだ土地が余っていてぺんぺん草が生えていました。
どうでしょうか?
人口が85万人の都市の直ぐ対岸でさえこうなのですから、
このダナンという都市のポテンシャルの大きさを
感じざるを得ません。
そして、翌日11日は逆方向へ向かって歩きました。
昨年はまだ橋桁の工事に取り掛かったばかりの
「龍(ロン)橋」はこの日見に行ったら
取り付け道路の舗装工事をしていました。
確かに橋の欄干には「龍」を模った
鉄製のごつい龍が飾られていましたので、
今度はここも名所になるでしょう!
如何ですが?3つの橋それぞれが、自己主張をしていて
ダナン市当局の意気込みが伝わってきます。
ダナンの情報については、
ネットでご覧になればいくらでも入ってきますが
私がダナンに初めて接したのは前述したとおり「日越友好ダナンハーフマラソン」の時
走ったご縁でダナン市外務局のヒューさんを初めとした
日本との架け橋をなさっている日本語に堪能な方々からの
生の情報です。
2014年1月には、この時のご縁で
第1回の「ダナン国際マラソン」が開催されます。
他にも、「日本人町」の建設とか、
成田ダナン間の直行便(13年末)の開設とか様々な事業が
目白押しと聞きます。
それに五行山には私の友人でもある中村さんがコンサルしている
温泉開発などのプロゼクトもあります。
加えて、ダナンには70kmも続くビーチ、
中部高原のダラットのような避暑地、
そしてヴェトナムに5つあるうち
4つの世界遺産(フェ、ホイアン、ミソン、フォンニャー・ケーバン)が集中しています。
しかも東西経済回廊のうちの1つの1450kmの高速道路が
ミヤンマーのモーラミャインからタイ、ラオスを通過して
ダナンが東の玄関口になります。
そんなわけで、ダナン市は2020年頃になると
100万人都市になっているだろうとの予測もあります。
さて、ダナンでは外務局を訪れて
ヒューさんを訪ねましたが、
生憎JICAの職員との人民会議での仕事で
留守でした。
しかし、長崎に4年間留学したことのあるチューさんに
次に来たときに安くてよいホテルを紹介してくださいという
私のリクエストに応えて近所の日本から留学生などを案内して
良く利用しているこぎれいなホテルを紹介して頂きました。
そして、この日はもう1つ行きたかった
現地の人しか行かないレストランに出かけてみました。
去年タンさんや中村さんと行った
お店です。
BA MYというお店ですが、
丁度午後2時ごろでまだ開店していませんでしたが、
写真に見える女性のバイクの後ろに乗っていた方が英語で
語りかけてくださいました。
アメリカ人でバイクの女性と結婚されている
この店のオーナーでした。
午後3時から開店するので
是非遊びに来てくださいと言われました。
前回来た時は
日が暮れていて、しかも友人の中村さんと一緒に向かったので
昼間に場所を確認しておきたかったのです。
結構入り組んだ路地裏の名店です。
普通日本人の旅行者は
こんな路地裏まで入ってきません。
料理は、何時もの通りヴェトナム語は
まだ分かりませんので適当に頼みました。
というか従業員の中に
英語が喋れる人がいたので
その人を捕まえてかなり怪しい頼み方をしましたが、
大体自分が頼んだものが出てきたので
安心しました。
もう少し遅い時間に行っていたら
隣に座った女性陣と同じものを頼んだはずです。
残念です!
まあ、そんな訳でダナンの旅も
あっという間に終わりました。
最後に、今建設中の韓国資本のノボテルホテルの写真を
ご紹介して終わりにします。
このノボテルの直ぐ左隣には
まだ着工していませんが
ヒルトンホテルの用地も確保されていることを付記しておきます。