高石ともやさんは皆様ご存知の
「シンガーソングライター」で
1960年代後半の日本のフォークソングの創世記以来
現在に至るまで歌い続けていらっしゃる
71歳の現役歌手です。
私は歌のほうには余り関心ないので
良くは知りませんでした。
私が30歳代に盛んに走っていた頃
走り愛好家の雑誌の草分けであった「ランナーズ」で
高石ともやさんのことを知りました。
その当時はすごい人だという認識は
余りありませんでした。
というのも、その当時距離の短い駅伝とか
ロードレース(長くてもハーフマラソン程度)にしか
出ていなかったからかも知れません。
しかし、2009年に初めて
ホノルルマラソンに出場してからは認識が変わりました。
というのも、彼は71歳に至る今日まで
36回もホノルルマラソンを完走されているのです!
私がホノルルマラソンに出場するようになったのは
バルセロナオリンピック陸上競技50km競歩代表選手だった
園原健弘さんの『正しく歩いて東京マラソン完走』という著書を
通じて知り合ったことから始まりました。
園原さんが主宰する「チームSONO」の一員として
初参加したのが2009年(63歳)でした。
高石さんもランナーズ2013年3月号に書かれていますが、
国内の大会とホノルルマラソンが
決定的に違うのはボランティアのバックアップや声援が
非常に心地よいものだという点でしょう!
見ず知らずの外国人の私たちに
現地の一般人、そして中高生と思える様々な人たち、ボランティアスタッフから
「Good job!」「Looking Good!」などという声援があると
思わず元気が沸いてきます。
また、ホノルルが本来持っている気候、風土、
そして日本人が馴染みやすい生活環境や言語環境というのも
大いに影響しているでしょう。
私は生きている限り「ホノルルマラソン」に
チャレンジ続けようと思っています!
いや、今は明確な目標を持っています!
それは、ギネスに名を残すような大記録
即ち「最高齢者の完走記録」を樹立したいという大望です!
そのためには日頃の生活習慣から
食事内容、睡眠、トレーニングの全てを
総点検する必要があります。
全ては「自分との闘い」です。
「逃げ道」を作り、「言い訳」をする人に
完走者や自己記録更新者はいません!
偉大なる人生の完走者になりたいと
高石ともやさんの記事を読んでそう思ったのでした。