2014年1月6日 代表
アップルのCEOだった
故スティーブ・ジョブズ氏のように
個性ある人材が輩出するには
矢張り「教育制度」が問題となります。
昨日、話題にしたフロントランナーの
スプツニ子さんのような人材は
彼女がアメリカンスクールから単身渡英して
ロンドン大学インペリアル・カレッジで
学んだからだろうと推察します。
ところで、世界には様々なユニークな学校制度や学校群が
存在します。
一番、個性を重んじた教育をしているのは
アメリカの「ホームスクール」でしょう!
これは、文字通り家庭で
カリキュラムは家族が自由に組み立て
住んでいる町から許可を得るシステムです。
午前7時過ぎに学習を始め、
昼過ぎに一区切り。
楽器の演奏もあったり、理科の実験もあるようです。
興味関心や能力に応じて、先へ先へと進む教科も。
博物館見学、インターネットの教材があったり、
家庭教師から教えてもらったり、
公立学校へ授業を受けたりも出来るという
フレキシブルさが好評のようです。
米国でこういう「ホームスクール」で学ぶ人たちは
公立学校への不満や宗教事情などから
約200万人が通っているそうです。
日本でも、ホームスクールは開校しているが
公的には認められていないので
義務教育段階では、
地元校に行かざるをえません。
日本でただ゛唯一法的に認められているのは、
神奈川県相模原市にある「シュタイナー学園」で
初等部から高等部まであって
217名が学んでいます。
これ以外は、日本の教育は
まだ画一的な教育に終始しており、改善は一向に進みそうにありません!
保護者が運営する「コミュニティスクール」とか、
様々な個性に応じられるような教育制度にしなければ、
少子高齢化の日本は、益々世界の動きに対応できなくなってしまうと
心配するのは私だけなのでしょうか?