左側の新聞記事の「母娘おにぎりでパーティー」というタイトルは
一見格好良さそうなキャッチフレーズですが、
「貧困層」が祖父母の代から固定化しつつある現状をリポートしたものです。
こどもの貧困率は、2012年の統計では
国民1人当たりの平均所得の半分にも満たない家庭で暮らす子どもの割合は
過去最悪の16.3%に達していて
しかも、先進20ヶ国のうち悪い方から4番目だそうです。
私たちの塾に学びに来ている子どもたちは
まだ恵まれている方に属すると言うことができますが、
残念ながら恵まれた環境の中で学ばせてもらっていることにまだ気付いていません。
世界で活躍して私たちが想像も付かない年俸を得ている
野球界のまー君、イチロー、そしてテニス界の新星錦織圭に手の届く人はいません。
また、ゲーム・ライン・マンガ・音楽などでムダに時間つぶしをしている小中高生がいます。
そんな学生でも自ら起業したり、アプリを創造したりできれば
文句の付けようはありませんが…!
しかし、大半の小中高生はそれらに遊ばれているに過ぎません。
学業が終わるのは、今は18歳か22歳がごく普通になりました。
そして、社会ともなれば、
正規社員、非正規社員、契約社員、派遣社員、フリーターなど格差社会が
口を開けて待っています。
また、その後も40年、50年、60年と生き続けていかねばなりません。
日本という社会は、右側の資料に見られるとおり
「未来へツケ回し」続けていると言われているのはご承知の通りです。
具体的に言うと、「超少子高齢化社会」の到来で
20年後の日本の総人口は現在より約1400万人も少ない1億1300万人になり、
3人に1人が高齢者という時代を迎え、
現役世代1.7人で1人の年寄りを養うという「肩車型社会」になると指摘しています。
先ず、1400万人という数字ですが、
これは、東京都の人口規模が約1338万人や九州全県の人口規模が約1323万人で、
それらに匹敵する数字ですので
東京都や九州全体がそっくり消えてしまうという大変ショッキングな数字です。
ところが、このような人口ピラミッドの問題はずっと以前から分かっていたのです。
しかし、政官財の鉄のトライアングルは
自分たちに不都合な問題には手を着けようとはしませんでした。
その最たる問題は、
原爆を広島と長崎に2回も落とされて世界で唯一の被爆国になったにも関わらず
電力事情がどうのこうのと御用学者の論理を盾に
「原子力行政」を飴と鞭を使いなが推し進め、
全国各地に雨後の竹の子のごとく沢山作り続けました。
その挙げ句の果てがあの東日本大震災後の「福島原発」のメルトダウンだったのですが
まだ懲りていません。
前述の貧困問題が切実な政治課題にはならないのは
政治家には集票にならないし、財界には様々な稼ぎ口をもたらしませんし、
官界にとっては身の保全や利権に繋がりにくいのです。
財源が足りなければ、国債を発行し続け、消費税をアップすることでその場しのぎができます。
続けて政権を担当した時期だけを乗り切ろうという魂胆です。
自分たちが死んだ後に、子どもや孫たちのことがどうなるかということは
これっぽっちも考えていません。
だから、私たち庶民は「自己防衛」しか手立てがありません。
「転ばぬ先の杖」ならぬ「転ばぬ先の知恵」を身につけて
この国に頼らないでも生き抜いて行かねばならないでしょう!
先日の広都留すみれさんの手記と読み合わせて頂ければ
答えは見つかるでしょう!






