2014年4月26日 代表
ベトナム中部の都市というより避暑地の趣のある「高原リゾート地」で、
ホーチミンから飛行機で約50分、毎日3便が運行されています。
海抜が1400~1500mあり、
年間を通じた平均気温が18~23℃の高原都市です。
空港からダラット中心街までは35kmありますが、
私はタクシーで行きましたが、
180,000ドン(約720円)です。
フランス植民地時代に開発されたため、
起伏の多い丘陵地にフランス風ヴィラが点在していて、
新婚旅行のメッカになっています。
町の中心にスアンフーン湖があって、
その周辺にバオダイの別荘、ダラット駅、ダラット大教会、クレイジーハウス、霊山寺(リンソン寺)など
見所がコンパクトにまとめられています。
そんな、高原都市に長野県川上村の農業法人「ラクエ」の指導員だった花岡貴也さんが
ベトナムで企業誘致のコンサルタントをしている土屋泰統さんの仲介で
ダラットを訪れたそうです。
マツで覆われた山々と涼しい気候、川上村と似た風景に可能性を感じ、
1ヶ月の試行錯誤の結果土壌改良に成功したことから
現地法人のラクエイインターナショナルを立ち上げて社長になり、
本格的な栽培を始めたと報じています。
ダラットは川上村と違い、冬でも寒くならないので、
年中レタスを作り続けることができるわけです。
ここダラットに着目したのは、
2015年のアセアン諸国の統合、東西回廊、南北回廊などインフラ整備などを視野に入れ、
将来的には人口大国のインドやバングラディシュなどを
視野に入れているものと思われます。
日本は少子高齢化が進んでいて人口減少に転じていきますが、
東南アジアを視野に入れると
「日本」が培ってきた様々な技術とかサービスが
必要とされているのを象徴した記事ではないでしょうか?