もう何年経ったでしょうか?
私たち夫婦は、
新婚時代からずっとと言って良いぐらい
「食べ物」や「飲み物」について
研究してきました。
長崎日大では最初国語科の常勤講師としての採用でしたが、
後で理事長になられた山崎稔先生に抜擢されて
向学寮と至誠寮の寮監になった後に正教諭に昇格しました。
そして、昭和56年(1981年)7月に
向学寮と至誠寮とが合体してできたのが「教育センター明倫館」でした。
私は「教育センター明倫館」の責任者として入りましたが、
同時に家内は寮母として採用され、
子どもたち2人も一緒に同じ敷地内の寮監棟に住むことになりました。
そこには、至誠寮から来た運動目的の寮生、
向学寮から来た運動や進学目的の中途半端な寮生、
そして「教育センター明倫館」の理想に賛同して
入ってきた新規募集の寮生が混在することになりました。
大きく分けると3パターンの寮生の集合体で始まった
明倫館での生活です。
私は寮生指導が中心で週に10時間程度は
学校で国語も教えるという生活でした。
一方、家内は前年まで公立学校で10年間の教員生活をしていましたが、
旦那の都合で辞めさせられて「明倫館」の寮母となったのでした。
所謂、24時間教育という理想に燃えて私たちの転身でしたが
毎日の生活となるととても厳しいものがありました。
しかし、明倫館の敷地内で24時間生活していたお陰で
寮生の「食べ物」や「飲み物」の摂取について
じっくりと観察する機会が持てたことは私たち夫婦には幸いでした。
自分たちの子育てに大いに参考になったからです。
私たち寮監は、立場上時間になると
学習、瞑想、清掃などを指導するわけですが、
食い盛りの彼らは兎に角、腹一杯に食べたり、喉の渇きを癒したりすることだけに
関心があったと言ってもいいくらいでした。
真面目な指導をすればするほど
反感を持たれたことが多かったように思います。
そんな観察の中で一番衝撃的だったのは、
前述した指導をする際に
「イライラカッカする」タイプと「素直に従う」タイプと
両極端の反応があるのを発見できたことです。
その反応で私が立てた仮説は
「飲み物」や「食べ物」の違いがそうさせているのではないか?
というものでした。
その仮説を裏付ける文献を探していたら
菅原明子氏の書いた『非行は食べ物が原因だった』という新書でした。
白砂糖の恐怖、糖質のイタズラ、カルシュームやビタミン不足などなど
「食べ物」「飲み物」が原因で
人が狂わされている兆候を捉えることができた
一番最初の時期でした!
それ以来今日に至るまで
本物の「食べ物」と「飲み物」を
求め続けてきたと言っても過言ではありません。
その流れの一環として出会ったのが
高来町の轟峡にある「日本名水百選」に入る
「轟の水」だったという訳です。
昨日は、月に1回程度20Lのポリタンク×5個を
軽トラに乗せて汲みに行きました。
ここの水は多良岳山系に降った雨が
何年もかかって岩盤を通り染み出てくると言われているほど
上質の水ですので1ヶ月ぐらい経っても腐れません。
それほど「生命力溢れる活きた水」です!
自然の恵みをたっぷと頂いていることに感謝感謝です!
私たち夫婦の一日は「ブラック珈琲」から始まります。
勿論「轟峡の名水百選」の水で淹れているのは、
言うまでもありません!