海外旅行を数多く経験すると
非常に悩ましい問題が
「出国審査」と「入国審査」に架かる時間です。
日本から海外に出発する場合は、
大体どんな場合でも2時間前に空港に着いて
チェックインするようにしています。
何もない場合は、そんなに時間を取らなくても搭乗できますが、
何か特別な事情が発生した時は厄介です。
例えば、私がロンドンオリンピックに行く時がそうでした。
中国東方航空を利用したのですが、
たまたま上海に台風が接近中でしたので、
何時も通り2時間前に
着いていて良かったと後で思いました。
結局、その日は欠航になったのですが、
そのため、日本旅行の配慮で博多に一泊出来ましたし、
翌日自宅に戻って帰省していた長女と孫たちにも会うことができました。
改めて搭乗する便も中国東方航空の適切な配慮で
3日後の同じ時間帯の便に変更してくれました。
そのため、上海から乗った
大城麻耶さんとも知り合うことができ
ロンドンで一緒に男子マラソンを応援したり、
思わぬオプションの旅にも行くことができました。
そうでなければ、コッツウォルズへは行っていなかっただろうと思います。
さて、出国して滞在先から帰る場合も
何があるか分からないので
空港には、矢張り最低でも2時間前には
到着することにしています。
一番の問題は、矢張り「出国審査」の時間です。
国によって長い国もあれば、短い国もあるからです。
ここまで、述べてきたのは
航空機利用に関する話でした。
しかし、これが船旅になると少し事情が違います。
大型客船になればなるほど
天候にはほとんど左右されないので定時運行となるからです。
だから、「入国審査」にしても「出国審査」にしても
早いことに超したことはありません。
なぜなら、審査の時間が短ければ短いほど
その国に長く滞在できるからです。
私は、海外旅行で大型客船を利用したのは
韓国釜山から「ビートル」が欠航したことによる
代替え措置で1回だけですが、
船旅も良いものだとその時感じました。
これは、バンクーバーで見たウインダムという豪華客船ですが、
こんな船でクルーズをしてみたいものです!
こんなことを書こうと思いついたのは、
12月26の日経新聞の記事がきっかけでした。
その記事の内容は、新聞のコピーでご覧ください。
これは、沖縄の例ですが
長崎港に来港する大型クルーズ船にも
同じことが考えられますので、
税関の「入国手続き」「出国手続き」を簡素化して
長崎市でなるべく多くのお金が
使われるようになったら良いなあと
思った次第です。