2013年12月17日 代表
産卵のために生まれ故郷に戻る「ウミガメ」の習性に例えて、
中国では帰国人材のことを
「ウミガメ族」と言うそうです!
例えば、中国ネット検索最大手の百度(パイ・ドゥー)の李彦宏薫事長は、
米国でネット大手のインフォシークで働いた経験があり、
帰国後に百度を設立したのです。
そういう傾向が近年アジアの各国で起こっていると
伝えられています。
その典型的な例が、インドで
起業する例が相次いでいると報じられました。
インド人と言えば、数学が堪能な上に
英語も出来るということで注目を集めています。
しかも、その数字が半端ではありません。
インドの中小企業は、零細企業も含めると
2011年度時点で約4470万社でしたが、
毎年約4%ずつ増えていて、
1年間で150万社以上が増えていると言われています。
日本の企業数約410万社を、
わずか3年間で上回る増加の勢いなのです。
しかも、何年か後には
中国の人口を上回って世界一の人口大国になろうとしている同国ですので
「ウミガメ族」の経験と底力が
インドの経済成長の牽引力になることは
間違いありません。
経済力(GDP)の規模で
米国が第1位、インドが第2位、中国が第3位、
そして日本が第4位となる日も
近い将来実現しているかも知れません。
そんな予感を感じさせる
「ウミガメ族」の動向でした!