2013年12月14日 代表
先日、和食が世界の無形文化遺産に
登録されたと報じられました。
これまでに、登録されているのは
フランスの美食術、地中海料理、トルコのケシケキの伝統、
メキシコの伝統料理に、次いで5番目に登録されたことになります。
今までに、世界15カ国、41地域に出かけたことがありますが、
他の方たちのように海外に出たときに
日本の食事を何時も食べたくなるという習慣は
私にはありません。
勿論、和食が嫌いという意味ではありません。
「郷にいれば、郷に従え」という諺があるように
現地に出かけたら先ず現地の庶民が
食するものを食べてみるというのが私の流儀なのです。
だから、余り高級レストランの類には
入りません。
ごく普通の人たちが食べに出かけるところを
探すことになります。
一番好きなのは
路地裏の屋台のような庶民的な場所が好きです。
良く、衛生的でないからとか、
病気が怖いからとか言う方がいらっしゃいますが、
現地の人たちが毎日発病しているわけではありませんので、
私は平気です。
流石に、日本に帰り着くと
刺身が食べたくなったり、味噌汁がすいたくなったりは
しますが…!
それにしても、現在は何処に行っても
和食が食べられる時代になりましたので
常時「和食」でないと生きられない人にとっては
良い時代と言えるかも知れません。
そして、この無形文化遺産登録が
異邦人の方々にとって日本の食文化が繊細で奥深いことを実感していただく
絶好の機会になることは間違いがありません!