・塾生のみなさん、保護者の皆様
ご迷惑をおかけいたしました。
11月27日に退院しましてその後
自宅療養し、ようやく12月2日より
復活いたしました。ご心配をおかけしまして
申し訳ございませんでした。
①11月18日に右下腹部に痛みあり。ほっておく。
②11月19日の授業中に痛みが間断なく襲うようになる。
③11月20日に近くの内科を受診。CTを撮るように長崎医療センターに予約。
④11月21日CT撮影。その後、外科にて診察となる。まだはっきりしないので
採血して結果を待つ。
⑤白血球数が超異常な値を示す。急性虫垂炎と診断。入院決定。午後6時過ぎより手術となる。
⑥午後7時過ぎより人生初の全身麻酔手術を体験する。
⑦手術台に寝る。暖かいタオルが体に置かれて、間もなく意識がなくなる。
⑧小5の塾生を叱る夢をみていたら、耳元で「森田さん、手術終わりましたよ」の声がして意識戻る。
⑨おへそ1か所から腹腔鏡を使った手術を受ける。傷はおへそのところのみ。
⑩次の日から病棟内を歩き回る。入院自体が初めてだったので、せっかくなので、
看護師さんなどの活動を観察させていただく。実りある入院であった。
外科の病棟で、元みのる塾生の看護師さん2人に再会することができました。
「森田さん、点滴変えましょうね…、う~ん?あれっ、もしかして森田先生!!?」
「おお、君は…!!」こんな会話で病室中に響く喜びというか驚きの再会をはたした
のでありました。
まだ1年目ですが、嵐のように駆け回り、患者さんに励ましの声をかけ、少しでも
痛みを和らげようとする真剣な姿をみて、「よくぞここまで成長したものだ、がんばれ!」
心の中で応援していました。
ナースステーションでは先輩から叱られ、指導を受けていました。でも、病室担当の
患者さんの前ではいつでもニコニコしていました。先輩方に鍛えられ、それを糧として
さらに成長してほしいと思いながら退院しました。
入院してわかったというか、思い知ったことは、
「人は決して1人で生きてきたわけじゃない」ということです。
1人で大きくなったみたいな顔をしているけれど、そこまでには、保護者の愛情が注がれ
ていたのです。必ずどこかで、助けられている。だからここまで、そしてこれからも
こうして生きていられると思うのです。
もう1つわかったことは、
「人は自分が信念を持ち積極的にやる気を持ってことに当たれば、必ず目標に到達できる」
ということです。
これは、元みのる塾生だった2人の(正確にはもう1人長崎医療センターには私が関わった
看護師さんがいます)看護師さんから教わったことです。2人とも小、中学生時代はそんなに
バツグンによう成績を取っていたわけではなかったと思います。でも高校に進学して、
自分のこれからの人生をどうしていこうかと本気で考えた時、その目標達成に向かって勉強し
て、試験に合格して今の職場を確保したわけです。自分自身がやる気にならなければ、何も
変わらないのだと思います。
突然の入院体験からさまざまな勉強ができました。
どんなことからも、勉強というのはできるものですね。