今朝の朝日新聞に標記のタイトルで
『137億年の物語』の著者であり、作家でもある
クリストファー・ロイド氏のことが紹介されていました。
9月30日と10月1日に帝国ホテルで
開催された朝日地球環境フォーラムで講演された
「地球と生物の40億年の物語」
「江戸からまなぶエコライフ」
「親子で塗り絵をして恐竜の色を考える」などのセッションを
紹介していました。
ところで、私たちの住んでいる「地球」は、
40億年前に誕生したということが定説となっています。
その地球にいつ生命が誕生し、どんな過程を経て私たち祖先の類人猿が生まれ、
人類として進化し、現在の私たちがいるかという気の長くなる物語に
とても興味があります。
現在までに私たちの地球は、6度の大絶滅期があったそうです。
酸素が急に増えたり、減ったり、巨大隕石が衝突したり。
でも、そんなドラスティックな環境変化があっても
地球上の生命体は自然の調整力のお陰もあって
生き残ってきて今日の私たちが居るというのです。(生物多様性)
一部朝日新聞記事をお借りしています。
ところで、私たち人類の祖先は約1万2千年前に
アフリカから誕生したと言われています。
また、学校で学ぶ歴史上のスタートは、せいぜい約5、6千年前で
例の四大文明が起点となっています。
この点についても、高校生時代から疑問に思っていました。
つまり、「空白の5000年は、どこに飛んでいったの?」ということでした。
即ち、エジプトの「ピラミッド」を始めとする
世界各地に散らばる様々な人類の「遺跡」や「遺産」は余り解明されていませんでした。
しかし、1996年にイギリスのグラハム・ハンコックが
『神々の指紋 上下巻』翔詠社、『神の刻印 上下巻』凱風社、
『惑星の暗号』翔詠社などで
前述した謎について綿密な踏査と学問的な裏付けを基に
明らかにしてくれて世界をあっと言わせました。
グラハム・ハンコック氏が同書の中で述べている一節を
紹介してみましょう。
「人類には忘れられた物語があるということだ。われわれは記憶喪失した種である。
1万2000年以上昔、この惑星上には高度な科学文明が栄えていた。
ところが、この文明は、氷河期な終末をもたらした巨大な地球規模の大洪水によって
滅亡したのだ。ところが、残された手がかりから察すると、この高度文明の生き残りは、
原始的な「旧石器」人たちのもとに入植して、
自分たちの知識の光をこの世界に刻印しようと努力しつづけたのである。
その入植先はアンデス山脈、中央アメリカ、そしてエジプトである。ことにエジプトは非常な成功を収めた。
しわば「神のごとき」これらの生存者たちによって伝えられた科学こそ、
人類の神話的記憶にたびたび現れる、契約のアークのような不可解な「技術的」産物の数々を
作り出す鍵だったのではないか…!
これを夢物語と取る人は大勢いるかも知れません。
でも、私たちは今世紀になっても
私たちがかつて経験したことの無いような巨大な地震や津波で
大勢の尊い犠牲者を出してきたことをどう思いますか?
阪神淡路大震災、東日本大震災、海外で発生した地震を含めると
この30年以内でも相当数の方々が亡くなっています。
もし、これが地球規模で同時発生したら
グラハム・ハンコック氏の指摘は、「荒唐無稽」な絵空事ではありません。
今日の朝日新聞の記事も正に私たちのそういう慢心を
戒めようとしていると受け止めた方が
何らかの示唆になるのではないでしょうか?
あなたは、どう考えますか?