2013年8月13日 代表
以前なら目に止まらなかった登山に関する記事ですが、
息子の友人で登山家の鈴木裕久君が世界七大陸最高峰の連続登頂を
目指すことを発表して以来目に付くようになりました。
エベレスト(8848m)の初登頂は
英国隊で60年前だそうですが、
それ以来山頂に到達した人たちは
延べ6000人を突破したそうです。
エベレストはご承知の通り
ネパールと中国の国境にそびえる山ですが、
登山もトレッキングも
南側のネパールから入るルートが一般的で
地元経済にとっては「ドル箱的」存在だそうです。
特に、ベースキャンプから先の登山に挑む場合、
日本(日本も今年から富士山で取り始めましたが)と違って
「登山許可料」をネパール政府に
支払う必要があります。
一体、いくら支払えばよいか、ご存じですか?
春の登山シーズンは
1隊7人以上の団体割引でも1人1万ドル(約100万円)も
かかるそうです。
10人でキャンプを組むとなれば
1000万円です。
おいそれと、エベレストに登ろうとは思いませんよね!
今春、エベレストに挑んだのは
30隊も332人(46カ国)だそうですから
登山料だけでも計約3億3200万円が
地元にもたらされたそうです。
しかし、鈴木君の話を聞けば、
人気の反面「危険と事故」が表裏一体で
富士山頂を超える標高4000m以上の高所では高山病に
かかる人も急増中だそうだし、
山頂には「死体」がごろごろしているそうです。
私は高所恐怖症だし、山登りは余り得意ではないので
平坦な道をとことこ歩く「ウルトラウォーク」に
挑み続けている次第です。