2013年8月12日 代表
日本経済新聞社は
従来、週間新聞の「The Nikkei Weekly」、
パソコンやスマホで見ることものできるウエブサイト「Nikkei Com」という2つの
有料英文媒体がありました。
これらは、ともに日経新聞の朝夕刊、
電子版、日経産業新聞、日経MJ、日経ヴェリスタなど各専門媒体主要記事の英訳が主体で
日経の国内向け記事を英語で読みたいというニーズに応えてきたものだそうです。
英語で報道しているのに国内向けの発信であり、
海外への伝達力に欠けるという観点から
今回「アジア経済圏の実像」を世界に発信するという観点に
切り替えたようです。
ご承知の通り、日本の経済力も
国内総生産は中国に抜かれ、
また1人当たりのGDPでもシンガポールに
追い越されてしまいました。
日本の経済は、今やASEAN諸国やインドを含めた
アジアの一因として機能しはじめています。
2015年にASEAN共同体が
機能しはじめるとさらにその重要性は増していきます。
そんな観点から考えても
この「アジアの視点から見た実像」を
世界に向けて発信することは誠に時宜を得たものと言えるでしょう!
「Nikkei Asian Review」の役割に
大いに期待したいと思います!