先日、塾生に「少子高齢化」の日本で
どんな仕事が残るだろうかという話をしました。
今はまだ13~15歳の中学生たちも
後10年が経過すると大学へ行くか行かないかは別として
生産年齢に入っているわけですが
そのころ、どんな職業に就いているかが
問題だと「日本の人口ピラミッド」の資料を提供して
話をしたのですが
分かってくれたでしょうか?
後10年もしないうちに
今は人海戦術に頼っている大半の仕事は
コンピユータが取って代わるでしょう。
例えば、介護の世界が今はもてはやされていますが
アシモ君のようなロボットが台頭したら
どうなりますか?
あるいは、ウエアラブルスーツを
老人がまとうようになれば
介護は不要になるかも知れません。
自動車もオールオートマチック車が出現するでしょうし、
水素自動車も実現しているだろうと思います。
しかも、金型を必要としてない
3Dプリンターも様々な工業製品が
作れるようになってきましたので
職人さんも不要になるかも知れません。
そういう時代に否応なしに生きていくには
何を考え、何を準備しておけば良いか
考えていますかと言いたかったのです。
ただ単にゲームに熱中したり、
スポーツにのめりこんでいるだけでは
社会人になった後に困るのではないですかと
問いかけたのです!
人口ボーナス期に入っていく国は活力に満ち、
今後が期待できますが
逆に「人口オーナス期」に入る先進諸国は
全てが頭打ちになります。
そこで、私が今一番注目しているのは
ASEAN諸国なのです。
中でも、インドネシア、フィリピン、ヴェトナムに
注目しています。
特に、大陸側のアセアン諸国は
東西回廊が3本、
南北回廊も中国昆明からバンコクへ高速道路1本、
そしてミャンマーのヤンゴンに高速鉄道が1本、
カンボジアのプノンペンにも高速鉄道が1本、
2017年に完工予定です!
そして、もっと重要なのは
2015年にアセアン諸国は
経済共同体に移行するということです。
これが実現すると域内の関税が撤廃され、
同時にフリーパスで人物金が
自由に動きますので
かなりのインパクトになるだろうと
想像できます。
しかも、直ぐ近くには
バングラデシュやインドが控えているわけですから
凄いパワーになるでしょう。
従って、今の子どもたちは
国内を見るのではなく
アセアン諸国を直視して
PCと英語、そしてアセアン諸国の1ヶ国語を
マスターする必要があるでしょうと
昨日話したのです!
分かるかなあ、こんな話!