佐世保島原105kmで開催された「第2回ウルトラウォークラリー」は、
以前の「イチマルゴウォークラリー」と言っていた時から通算すると
今回で8回連続で完歩したことになる。
そこで、その軌跡をちょっと振り返ってみたい。
先ずは、回数•年齢•順位•記録•体重を見てみよう。
回数 年齢 順位 記録 体重
1 58 73 17:17 77
2 59 22 15:28 63
3 60 15 15:14 63
4 61 14 14:41 64
5 62 11 14:45 66
6 63 21 14:52 67
7 64 8 15:06 73
8 65 12 15:29 61
ウォーキングは50歳から始めていたが、
毎日の日課として取り組み始めたのは
3年前の63歳の時からである!
一日も休まず、文字通り「年中無休」でやっている!
また、一方で様々な食事制限にも
取り組んできた。
ちょっと油断すると太る体質なので
朝食抜きは10年以上続けているし、
断食も何度も試みた経験がある。
その中で一番効果絶大だったのが
釜池豊秋先生の『糖質ゼロの健康法』いう本に啓発されて
実践した「糖質」を断つことによる減量だった。
何と一時的には中2時代の59kgまで下がったが、
今は61~63kgぐらいを安定的に維持している。
しかし、64歳の去年は大会直前に左膝を、
65歳の今年は大会1ヶ月前に右膝を痛めており、
「両膝周辺」の筋肉の衰えが顕著になっていた。
そのため、今回は両膝をかばった歩きをしることにした。
また、夜間歩行になった後にハンディLEDライト(固定式ライトは使用)を
使わなかったことが原因してか
3度の転倒で「左手小指」を骨折してしまった。
過去8回のデータからみると、
「順位や記録」と「年齢」との相関関係は余りなさそうである。
それ以上に考慮したのは、
①体重を軽くして脚の負担を減らす
②腰から下の筋肉を万遍なく鍛える
③上半身の筋肉も鍛えて肩を使った歩きを実現する
などということである。
次に述べる「筋肉痛」は、
終った当日ではなく、翌日5日になって判明した。
蹴り足として使った「前脛骨筋」、
そして腕を大きく振ったことによる
「上腕二頭筋(表)」「上腕三頭筋(裏)」、
肩も大きく動かしたようで「僧帽筋」「三角筋」なども
悲鳴を上げて筋肉痛に見舞われた!
また、脇腹の筋肉である「外腹斜筋」や「腹横筋」も
筋肉痛になった。
以上のようなことから
今回のウルトラウォークラリーでは
上半身を万遍なく利用して歩いたことが証明された!
因って、「ハンディLED照明」を
使わなくて転倒し骨折したこと以上に
上半身主動によるフォームの採用で
最後まで膝痛に見舞われなかったことと
ラスト1kmに入ってから2人の先行ウォーカーを
交わすことができたという
驚異的な粘りが何よりの収穫となった!
また、このことは
今後のトレーニングメニューの改善や
弱点克服の示唆を与えてくれた!
これを「怪我の功名」と言うのであろう!