2013年5月2日 代表
「割り勘」の文化は、
時代と供に変化してきました。
日本では、江戸後期の戯作者山東京伝が
友人たちとの飲み会で
頭割りにしたことが始まりと
言われています。
だから、別名「京伝勘定」とも言われているそうです。
ところで、英語では「割り勘にしよう!」という時は
何と言うかといえば、「Let’s go Dutch」と言います。
「Dutch treat(オランダ人のおごり)」。
これは、大航海時代に
イギリス人がオランダ人が金銭面でケチだとからかって
そう呼んだのが起源だそうです。
昔私が現役のセールスマンをやっていたころは
先輩が後輩におごるのが当たり前、
あるいは男性は女性の分を支払うのが「暗黙の了解」でした。
だから、何時も見栄を張って
「ここは俺が…」と言っていたものです。
しかし、「割り勘」の文化は
時代とともに変わってきました。
一説によると
「デートの支払い」でさえ、
「支払いは男性」というのは時代遅れのようです。
女性の方がむしろ
「対等」の立場でいたいと
「割り勘」を歓迎しているというのです!
また、一方で草食化した男子には
そんな力も発想も残らなくなったのだろうと分析する
アナリストもいるそうです。
因みに、私の所属する「諫早多良見ロータリークラブ」でも
飲食を伴う「飲み会」は、
飲める人も飲めない人も
一律に「割り勘」になっています!
力があるなしに関わらず
奢られた後で嫌な思いをするよりも
「割り勘」の方が後腐れがなくて良いのかも知れません!