「藪医者」とは、
適切な診療能力や治療能力を持たない医師や歯科医師を
指す俗称・蔑称であることは皆様ご存知だと思います。
私自身の経験としては
実は両方経験しています。
最初は父が福岡県のある公務員共済病院に
入院した後のことです。
最初泌尿器科に入院した時の見立ては
尿道結石で手術して取り除くか
薬で溶かすかどちらかで、
手術で取り出しました。
これは、間違いなかったと思います!
しかし、その後体調を崩して入院した後、
再度の入院でその泌尿器科の先生だけを
信頼したのが良くなかったと思います。
私は父にセカンドオピニオンとして病院を変えるか、
同じ病院なら「総合検査」を受けるよう勧めたのですが
その先生を信用していたのか
聞き入れてくれませんでした。
この時の病名は、確か「膀胱腫瘍」でした!
次に病状が悪化した5年後に入院した際は、
手遅れ状態の「すい臓癌」と宣告されたのです。
次は長男ですが、彼が「川崎病」を罹った時は、
最初受診した小児科では単なる「風邪」と診断されましたが、
次第に両足が腫れて歩くのも困難をきたしたので、
諫早のある総合病院に移ったら「川崎病」を
罹っていますと診断され、即日の入院でした!
たまたまその病院に「川崎病」の症例を
何度も経験していた名医がいらっしゃったので
早期に回復することが出来、今も元気にしています。
次は、母親が実家で「大腿骨骨折」をした時のことです。
母は手術は絶対に嫌だと言い張りました。
担当された主治医の先生が
「手術しないと寝たきりになりますよ」と言われても、
なかなか言うことを聞きません!
そこで、一計を案じた私は、
地元のS病院の主治医に3つの条件を認めてもらえれば、
母に手術の説得をしますと申し上げたら、
その医師は私の3つの条件を
即答で「分かりました。その通りにします」と
答えられたのです。
3つの条件とは、
1 どんな薬を、どんな目的で、どの程度使ったか
その「薬品名」と「分量」を報告する。
2 毎日の「看護日誌」のコピーがほしい。
3 検査に要した「レントゲン写真」などの検査記録の
全てのコピーがほしい。
以上の3点をセットにして
担当医師と院長の署名捺印の上
週1回私に郵送するというものです。
このやり取りは遅滞なく実行されました。
その結果母は多少ぼけはしていますが、
96歳になる現在も元気でいてくれています!
次は、私の経験です。
まだ、長崎日大に勤めていた48歳のある日の朝
長崎日大の「桜坂」を上って行っていた時急に息苦しくなり
何歩か歩んでは息を吸うというかつて経験のない状況に陥りました。
そこで、多良見町の「成人病センター」で受診しました。
その時の病名は「アレルギー疾患」で、
「気管支拡張剤」の薬を処方されました。
その時はそれで回復しましたが、
また翌年に同じ症状が再発して再受診。
たまたまこの日は
前に担当した医師が休みだったため、
別の医師が担当しました。
今度は「大人の喘息」と言われ、
吸引器具、記録日誌、そして例の「気管支拡張剤」を
処方されたのです!
この時、私は医師を信用していては
永遠に自分の「健康」は取り戻せないと覚ったのでした。
それから、今の今に至るまで
様々な私流の「健康実験」がスタートしたのです。
この続きは、
「藪医者と名医の違い!(後編)」で
述べることにします。