『億万長者になる7つの鉄則』 大根田勝美著 朝日新書 2013.1.30 第1刷発行
1937年、東京生まれ。中卒後、オリンパスに入社。64年、ニューヨーク駐在員。
69年に退社後、米国で医療機器のセールスレップとなる。その後、町田製作所、
ペンタックスとそれぞれ合弁会社を作り、社長となる。後に起業支援ビジネスを展
開して2006年に一線から引退。
幼少時代に極貧生活を経験し、中卒の組立工からNYの億万長者になった著者
が自らの経験を基に、成功のコツについて語る。
学歴やお金がなかったのは、むしろラッキー、たゆまぬ努力と一歩踏み出す勇気
さえあれば、いくらでも飛躍できると説く。
鉄則1 苦境はチャンスである
鉄則2 人と違うことをする
鉄則3 Good enough is’t good enough…続けることが大事(努力・挑戦)
鉄則4 流行を先取りする
鉄則5 ハンディをポジティブにとらえる
鉄則6 自分の力には限界がある。能力ある人間の力を借りる
鉄則7 「当たり前」のことこそ、大事
この本を読んで最初に思ったことは
鉄則の2~5までは私のやってきたことと
ぴたりと符合するということでした。
しかし、後の3つが欠けていたので
大根田さんのレベルまで現在のところ行けていないのだということが
実感できました。
もう一度原点に返って
残された人生の再点検を始めてみようと
強く思った良書です。
『「不労所得」のつくり方』 吉川英一著 光文社新書 2013.2.20初版1刷発行
1957年生まれ。富山県在住の個人投資家。年収360万円から低位株投資で資
金を集めて、アパート経営を開始。株と不動産で増やした資産は約2億円超。マネー
誌などで指南役として活躍中。
私は大卒後トヨタのセールスマン(5年)を経て、大学に戻って教員免許を取得して
公立中高5年、私立中高25年、計30年の教職歴の後、現在塾の経営を10年余と
いう状況です。これらの選択肢はその時期その時期には時宜を得たものだと考えて
いましたし、そのことによって子どもたちも私たち夫婦以上の自己実現をしてくれたの
で別に後悔はありません。
しかし、反面公立学校に勤めていた家内に退職してもらったり、私が職を転々とした
ことによる「年金」の少なさなどと直面しています。それを補うには「不労所得」が必
要だろうと考えていて、以前からこの手の本で勉強してきました。近い将来そういう
「不労所得」を確保したいと考えての先行投資です!
『越境せよ!』 石田和靖著 講談社 2013.2.20 第1冊発行
-日本で絶望するより、国境のない世界で稼げ-
株式会社ザ・スリービー代表取締役。ワールドインベスターズTV代表兼総合プロデ
ューサー。香港政府観光庁香港経済観光大使。日本証券業協会公益会員。会計事
務所在職中、中東から東南アジアエリアの外国人経営者の法人を多く担当。その後、
2003年に現社ザ・スリビーを設立、代表取締役に就任。アジア・中東などの新興国
中心の海外渡航歴多数。香港やドバイ、サウジアラビアをはじめ政府系ファンドや企
業などに太いパイプを持つ。ワールドインベスターズTV、ワールドインベスターズSNS、
ワールドインベスターズカフェ運営。
日本にいて未来に絶望しているくらいなら、成長の途上にある新興国に行ってみる
と良いと説いている。世界の国境はどんどん消え去り、去年までラクダに乗っていた
人々が、今はベントレーに乗っている。そんなダイナミックな成長を目の当たりするこ
とができる。僕はそんな世界に飛び込んで、すっかり人生が変わってしまった。
この本の場合も、私が家内と一緒に先々やってみたい「ノマドライフ」という選択肢
を考えているので、多分目に付いた1冊だと思います。
私は日頃から朝日と日経をほぼ毎日隅々まで熟読しています。その時1つは、ネ
タ探し、もう1つは読みたい本探しをしています。
その他にも、ネットで書評を読んだり、アマゾンで書籍閲覧をしたりして、常に読み
たい本を探しています。この本の場合は、最後に述べたアマゾンで見つけた1冊で
す。今回は、翌日にはアマゾンから届くのを知りながら長崎の紀伊国屋書店に電話
をして在庫を確かめるとその日の夕方には手に入れたというくらいこの手の情報も
私にとっては有益な情報と言えます。
皆様も興味を持たれた書籍がありましたら、手にとってごらんください!