私たちの体には
生まれた時から有り難いことに
「体内時計」が組み込まれています!
普通は視床下部の視交叉上核(簡単に言えば網膜)が中枢を
担っていますが、
他の臓器や人体の様々な部位に
それぞれの体内時計があることが
近年の研究によって明らかになっています。
その周期、リズムは
約25時間なので「概日リズム」と
言われているのですが、
太陽の光で24時間にリセットしない「不規則な生活習慣」を
続けていると体調不良や不眠症に
陥ったりします。
また、ホルモンのバランスや体温調節などの
目に見えない複雑なメカニズムも
このリズムが操っていると言われていますので
方程式を無視した人たちには
鉄槌が下されることになります!
若くても訳もなく「風邪」を引きやすいとか、
生理が不順だとか、肩凝りや腰が痛いとか言っている人が
私の周囲にも何人もいますが、
例外なく「生活習慣」が不規則です。
隔日交代勤務や夜勤が多い人たちに
その手の体調不良を訴える人が多いのは
「体内時計」を無視しているからです!
私がこのことに気付いたのは
長崎日大を辞めて「海外旅行」に
頻繁に出かけるようになってからです。
時差の少ないニュージーランド、
韓国、フィリピン、マレーシア、タイ、ヴェトナム辺りは
まだ気にする必要はありません!
しかし、イギリス、米国、カナダなどになると
10時間以上の時差があるので、
否応無く「体内時計」の重要性に
気付くことになります。
とくに、東へ向かう時は
著しい「時差ぼけ」となって
普通の人は苦しみます。
しかし、この「概日リズム」のメカニズムを知って
実践している人は大丈夫です!
それだけでなく、
日常の生活も「太陽」と共にある生活を心がければ
健康体が維持できるというオマケまで付きます!
早速、実践しましょう!