2013年3月2日 代表
今の時期は卒業式、転勤、
そして4月になると入学式などと
慌ただしい1カ月となります。
この時期の花と言えば、
「梅の花」と「桜の花」ですが、
皆様はどちらが
お好みでしょうか?
「花見」と言えば、
最近では、スッカリ「桜」が定着しましたが、
平安時代以前は
「花」と言えば「梅の花」を指していたのです!
紀貫之が奈良の長谷寺を訪れた際、
再開の相手に贈ったと言われる
「人はいさ 心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の 香ににほひける」という歌に
詠み込まれた「花」は
勿論「梅の花」だったのです!
一気に開花して
一気に乱舞してしまう「桜」の
華麗さ、はかなさとは違う
「梅の花」は、ユックリと咲いて
何時の間にか散っていくところに特色があり、
自分が向き合わないと気付きません!