前に何度かご紹介していると思いますが、
「長崎日大」は私が25年間という長期にわたり
職場とさせて頂いた学校です。
私の場合は、
教員になる前にサラリーマンを経験していましたので
他の先生方とは随分違った教員だったので
ご迷惑をかけたかも知れません。
しかし、そんな経験があったためか
長崎日大では2つの大きなプロゼクトに携わらせて頂きました。
1つが、「教育センター明倫館」であり、
もう1つが「長崎日本大学中学校」です。
どちらも、設立前の準備委員から
運営に至るまで携わるなどさせてもらいました。
また、退職も他の先生たちのように
定年まで勤め上げることをせず、
55歳という年齢で早期退職の道を選び
今は長崎日大に中高生を
送り込む塾を経営する立場となりました。
そのせいもあってか、
毎年3月1日の卒業式と4月7日の入学式には
来賓としてお声を掛けて頂いています。
今日は、その長崎日大の卒業式の雰囲気を
少しお伝えしたいと思います。
先ず、受付で寄付を済ませると
理事長室に案内されます。
部屋の雰囲気はこんな感じです!
この時点では右側が空席のように見えますが、
トイレに行っていたおられたか遅くこられたかのどちらかです。
右横のほうも元教員、旅行社支店長、下宿関係者などが
何人も出席されます。
空手の松尾清忠先生が今は事務長でしょうか?
午前10時ぴったりに開式するのが
長崎日大の伝統なので
大体5分前ぐらいになると体育館へ
案内されます。
私たちが着席するときは卒業生たちも
まだリラックスしています!
式が始まるとこんな感じに一変します。
次は、卒業証書を頂いた後の
力野学校長先生の式辞でしょうか?
緊張感が漂っています。
そして、これは式の終わり近くに歌われる
合唱「旅立ちの日に」を
ブラスバンドの演奏に合わせて
歌っている場面です。
この合唱が終わり、卒業生代表答辞があると
次は式歌斉唱(年配の人には懐かしい「仰げは尊し」「蛍の光」これも日大の伝統です)と続き、
最後に生徒・職員・保護者・来賓全員で
校歌を斉唱してフィナーレを迎えます。
閉式の辞後、昔は先生たちの前を通って
一人ひとりお世話になった担任やクラブ顧問の先生方と
握手してから体育館を出るのが慣わしでしたが
いつの頃からか「正面に一礼」をして
横一列の卒業生が真ん中に
集まって最後列(つまり保護者席の方向)へ向かい
体育館を出て行く方式に変わりました。
私個人としては
昔の握手をして出て行く方式の方が
別れにふさわしい儀式だと思っています。
また、卒業式・入学式共に
「生徒が主役」ということを打ち出したのも
今では長崎日大の伝統として根付いてきました。
最後に、久保教頭先生から
司会進行・校歌斉唱・吹奏楽の指揮者・ピアノ伴奏者などの
紹介があって「来賓退場」へと進んでいきます。