2013年2月12日 代表
萩焼作家で人間国宝だった
三輪壽雪さんをご存知でしょうか?
昨年12月11日に
102歳とき老衰で亡くなりました。
400年という伝統のある萩焼を受け継ぎ、
器としての機能性や形式重視の傾向を良しとせず
造形という観点から捉えなおし、
芸術性を与えて
荒ぶる「生命力」を宿す土肌の「鬼萩割高台茶碗」に
表現されたそうです。
45歳で作家活動を始められ、
1967年に第17代「休雪」を襲名され、
藁灰釉(わらはいゆう)を改良した純白の釉薬「休雪白」を
お兄さんと完成させて
83年に人間国宝になられたといいます。
臥牛の「現川焼き」は良く知っていますが、
萩焼は門外漢で余り知りません。
三輪さんがすごいと思うのは「芸や技は自分が作り出すべきもので、
人まねをするようじゃものにならん」という教えでしょう!
また、私が三輪さんに共感できるのは
「徹底して体をいたわる」と同時に
新幹線に乗っても車内を行ったり来たりして「足腰を鍛え」たり、
畑を耕し無農薬野菜を作ったりして
食事にも並々ならぬご関心を抱かれていました。
90歳を過ぎてからは
気分転換に自転車も楽しまれたそうです!
死ぬ直前の4日前には
寒さで出控えていたドライブに家族と出かけ、
旧城下町や海を眺められたというように
常に行動的だした。
私も死ぬ直前まで三輪さんを見習って
「アクティブシニア」を目指したいと思います!